ラーメン&つけ麺食べ歩き
津気屋
(埼玉県 さいたま市)

店名 こだわりラーメン 津気屋(つきや)
住所等 埼玉県さいたま市桜区上大久保707 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2005年1月上旬 津気屋ラーメン 680円



〜こだわりらーめん 津気屋〜

(各写真はクリックで拡大します)




信号の向こうにお店が見えてきました。
「埼大通り」に面しています。
実際、まっすぐ進むと埼玉大学があります。






JR南与野駅から徒歩25分ほど。
車の場合、駐車場がお店の右に5台分完備。






営業時間など。
待ち客用のベンチがあります。






店外に置いてあったメニュー。
詳しい解説付き。
系統として「Wスープ」「豚骨スープ」「和風魚スープ」
の3つに大きく分かれるようですな。






店内入口に展示される「スープ素材」です。
「枡」(ます)に入れているところがシブイっすね。
右側には自家製麺「熟成中」の貼紙が・・・。
こりゃ、いやでも期待感がUPしますな。






「昭和」をイメージした感のある店内。
1970年代の歌謡曲がかかっていますぞ。






厨房の壁や店員さんのシャツの背中には
「一杯入魂」と書かれております。
確かに一挙手一投足に「気合」を感じますな。






卓上の調味料。
左奥のコショウがドデカイっす。






津気屋から徒歩7分ほどにある「埼玉大学」。
今は冬休み中のようですな。










2005年1月上旬 津気屋ラーメン 680円



スープがとても美味しいですね。
各種素材の抜群の布陣と、舌をくすぐる絶妙な甘味。
まるで自分の舌が「美味さ」のピンポイントへと
上手に「追い込まれてしまう」ような・・・そんな感覚です。

このスープにこの麺の組合せは斬新な気もしますが、
それが「成功」しているのは、
店頭の行列が証明していますね。









かなり美味しいスープは、ミネラルイオン水使用とのこと。
豚骨と魚介のWスープだそうです。
体感的には「豚骨8」、「魚介2」と言う感じかな?
絶妙な「甘味」が何とも心憎い隠し味。






最高級小麦粉と内モンゴル産カンスイ使用の自家製麺だそうな。
まさに見た目からしてそういう感じですね。
豚骨感豊かなスープとのマッチングは「斬新」な感じ。






豚一頭から5〜6人前しか採れない貴重な軟骨部分
を使ったトロ肉がゴロンッと入っています。
プルプルしたゼラチン質たっぷりで実に嬉しい限りですな。
さらに別にチャーシューも入ります。




2005年1月上旬 津気屋ラーメン 680円

2001年開店ながら、今や埼玉でも屈指の行列店の一つ。
実際、私が昼過ぎに訪問したときも20名ほどの待ち客がいて、いったん時間つぶしをしてから、昼の部ぎりぎりに再訪したほどだ。店内は30席ほどあり、列の進み具合(客の回転)は良いほうだと感じた。テーブル席とともに奥にカウンター席もあり、店内は昭和の匂いが漂う「レトロ調」でまとめられている。BGMはドリフターズや植木等など、1970年代の歌謡曲がかかっていた。店員さんは非常に活気があって、親切で、謙虚で、実にいい感じである。ラーメン店が、突き詰めれば実は「客商売」であることを、心底、身に染みて知っている印象だ。

登場したラーメンは、白濁の豚骨スープに万能ネギ、キクラゲが載せられ、一見するとちょっと博多豚骨ラーメンを連想させられた。
スープを一口飲んでみると、豚骨ベースである事がはっきりと伝わって来るが、豚骨だけではなく、その奥にさらにもう一段、豊かな「味のふくらみ」があることに気付く。
つまり、豚だけをストレートに出した直球スープではなく、また、単に魚介を合わせたWスープという訳でもなく、まずは正面からストレートに豚骨がやって来る感じで、その味にある程度押し込まれたところで、次第に横や後ろに「魚介類」の存在を感じ始めるという印象であり、豚だけが相手かと思って軽く考えていると、それ以外の複数素材、つまり鶏や魚介や昆布などがいつの間にか登場していて、四方八方から「包囲」されてしまっているような・・・・そんな感覚なのだ。
まるで自分の舌が「美味さ」のピンポイントへと、あれよあれよと上手に「追い込まれてしまう」ような・・・そんな感覚でもある。あくまで豚骨を主役として据えつつ、見事な脇役陣を配置する事で、旨味を見事に倍増させている印象であり、実に緻密な素材の采配を感じる美味しいスープだ。

また、スープには旨味だけではなく、そこへ絶妙な「甘さ」が加えられていて、舌や脳が感じる味覚上の「快感中枢」を見事にくすぐるようなスープだ。
しかも、決して人工的な押し付けがましい味やわざとらしい味ではなく、豊かな素材感にあふれる味わいであるのは「さすが」と感じた。豚骨の臭みなども全くなく、なかなか上品にまとまっているので、女性などにも大いにウケそうな味だ。

メニューの説明によれば、麺は最高級小麦粉と内モンゴル産カンスイ使用の自家製麺だそうだ。最初に茹で加減を尋ねられたが「普通」でオーダーした。
品良く中細ストレートに切られたその麺は、ふくよかな口当たりで、噛むとモニモニとする優しいコシだ。この豚骨の良く出た白濁スープなら、ザクザクするようなソリッド感のある博多風の極細麺や、プリプリする反発感のある細麺なども合うと思うが、この辺はおそらくお店として目指している明確なスタイルがあるのだろう。

具の特筆は、何と言っても中央にゴロンッと載せられた「トロ肉」だろう。メニューの説明によれば、豚一頭からわずか5〜6人前しか採れない軟骨の多い貴重な部位を使ったものだそうだ。実際、肉の塊りの半分近くは半透明のゼラチン質が占めている。
赤身肉の部分もホクホクして美味しいが、プルプルしたゼラチン質に歯を入れると、「トロトロ、ネトネト、プニプニ・・・」と言う独特な舌触りが楽しめる。牛スジ煮込みの豚版と言う感じで、ゼラチン質が大好きな私にとっては天恵とも思えるが、あまり馴染みのない人には、ちょっと不思議な食感に感じられるかも知れない。

さらにこのトロ肉とは別にチャーシューも一枚入っているが、こちらはちょっと薄めで、たまたまなのかそれほどこだわった肉質には感じられなかった。
半分入る玉子は半熟で、黄身には軽く塩味が感じられた。キクラゲが原型のまま入っているのは嬉しいが、食感にはちょっとだけカサ付きが感じられた気がした。

ともかくスープが美味しいので、ついつい全部飲んでしまいたくなるところだが、後味的にはややほんのり強めの塩分感が舌に残る。
ブレンドスープになる前の状態で提供されるのであろう、他の「豚骨スープ」や「和風魚スープ」のメニューの存在もとても気になるところだ。また、ゼラチンたっぷりのトロ肉がまるまる一本入る「一本のせラーメン」と言うものも人気の一品のようだ。


(麺は完食。スープは7割飲んだ。)











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