ラーメン&つけ麺食べ歩き
大雅
(埼玉県 羽生市)

店名 らーめん 大雅(たいが)
住所等 埼玉県羽生市下新郷710 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2004年5月上旬 味噌ラーメン 700円



〜らーめん 大雅〜

(各写真はクリックで拡大します)






かなーり、田園風景や雑木林が続く一本道、
忽然と赤い看板が現れます。
お店の前一帯が駐車場で
20台以上置けそう。






夕方に到着ですると、
お店の前には何人か並んでました。






店内です。カウンターと小卓、
奥には座敷もあります。
家族連れやカップルが多く、
ほとんどが地元の方という感じですな。






右側一帯が厨房です。
ラーメン以外に、やたらと餃子のオーダーが入る。
きっと人気メニューなんですな。
アットホームな雰囲気です。
一人客用か、雑誌も数冊置いてあります。






メニューです。
意外にも「醤油」がメニューのトップに来てます。
塩ラーメンもありますね・・。
でも、やはり人気の味噌ラーメンを注文。






メニュー裏。
アルコール類も充実してます。
餃子は自家製なんですね。










2004年5月上旬 みそらーめん 700円



ほう、これは確かに「すみれ」の外観ですな。
ちょっとネギの青い部分が多いかな・・。
でも、もともと全く同じものを目指してはいないようです。

どっしりと腰を据えた濃厚な味噌ラーメン。
かなりハイレベルな出来栄えでおいしいです。




2004年5月上旬 みそらーめん 700円

お店の周囲は田んぼと雑木林が目立ち、車でないと行くのは難しいと思う。やや細めの県道のような道路を走っていると、突然視界にお店の看板が現れる。駐車場は店の前と横に20台以上ある。
店内はカウンターが8席程度と小卓、座敷など。厨房は壁で中が見えない。こちらの店主さんは以前、札幌の「すみれ」で修行し、一時は新横浜ラーメン博物館の「すみれ」店長も勤めていたらしい。お店のメニューは味噌、醤油、塩とある。店内は夕飯時だったこともあってか、家族連れがいてなかなか賑やかだった。

登場した味噌ラーメンは、見た目のレイアウトなど確かに「すみれ」の系譜を感じるものであった。レンゲでスープを一口飲んでみると・・・多目のラードの下は濃厚な味噌味スープが渦巻いており、どっしりと腰を据えた濃厚さは確かに「すみれ」を彷彿とさせるもの。かなり濃厚で、ややスパイシーさがあり、中心には旨味がしっかりと強く感じられて、なかなか「インパクトの強い」味噌ラーメンである。スープも熱々で食べ甲斐がある。
しかし、札幌のすみれ本店で食べた味噌ラーメンのような「口がきけなくなる」ほどの衝撃的で鮮烈な印象はなく、やや味噌のおいしさに頼ったスープという感じも受けた。あくまですみれ本店との比較だが、鮮烈なスパイシーさが影を潜め、ラードはややしつこさがあり、青ネギの比率が高いように感じた。

麺は、素直な食感で適度な固さ、スープとも相性が良いと思うが、やや大人しめに感じられ、もう少し勢いというか強い主張があってもいいように思う。チャーシューは「すみれ」同様に細切れ状態で入り、しかも味付けが薄いため、存在感が希薄に感じてしまう。
しかし、一般のレベルで見れば間違いなく相当にハイレベルなおいしい味噌ラーメンなのは間違いない。また、私が店内を見回した限りではどこにも「すみれ」のことは書いていないので、お店自身にすみれの系譜という意識はないのかも知れない。実際、メニューを見ると醤油や塩はすみれとは全く異なるレシピのようだった。

それに、地元の家族連れなどが客の大半であろう立地を考えると、ある程度意図的にお年寄りや子供などにも食べやすいマイルドな方向へわざと味をシフトしたとも思える。
そして、旨味がはっきりしているのも判りやすくて良いと思う。ただ、食べているときはスープの高温と味噌の濃厚さで判らなかったが、食後にちょっと化学調味料感を感じた。
店員さんは皆さん明るくテキパキ動いていてなかなか感じが良い。餃子などもよく注文が出ていて人気メニューのようだ。私が帰る時にはお店の前の行列がずいぶん長くなっていた。


(麺は完食。スープは4割飲んだ。)











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