ラーメン&つけ麺食べ歩き
しろ八
(東京都 新宿区)

店名 旬麺 しろ八(しゅんめん しろはち)
住所等 東京都新宿区富久町18-5 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2005年11月下旬 醤油らーめん 650円



〜しろ八〜

(各写真はクリックで拡大します)




お店に到着しました。
新宿三丁目駅、新宿御苑駅から徒歩5〜6分。
靖国通りの大東京信用組合の右脇路地を入り、「のざわ屋」のすぐ先。






赤いノボリ旗が目印です。
葦ず(よしず)張りのヒサシが優しい雰囲気。






店頭の看板には化学調味料不使用の説明。
ふむ、月毎に付け合わせ野菜が変わるのかな?
まさに「旬」麺ですな・・・。






営業時間と定休日。






入ってすぐ右に小型で可愛い券売機。
塩やつけ麺はなく、醤油スープ一筋のお店のようですね。
「醤油らーめん」を購入しました。






客席はL型カウンター形式。
店主さんはとても丁寧な調理ぶりです。










2005年11月下旬 醤油らーめん 650円



丸鶏と有機野菜をじっくり煮込み、宗田鰹で風味を付けた
純天然出汁の醤油ラーメンだそうです。

何とも線の細いデリケートな無化調スープと
「シコシコ」する相当にソリッドな歯応えの強い平打ち麺・・・。
この両者の組合せが・・・何とも斬新です。
具として切り昆布や煮椎茸が乗るのも珍しいですな。

背脂を散らした「こってり」バージョンもあるようです。









券売機には「和風出汁に漂う鶏油の香り」と書かれていますた。
「お雑煮」のツユを連想する純和風スープですね。
あっさりとした淡い旨味で、どこまでも奥ゆかしい味わい。






スープのあっさり度に比較すると、麺はかなりのパンチ。
小麦粉がギュッと硬く、多面体的なウネリがあり、
噛めばシコシコする強靭な歯応え。




2005年11月下旬 醤油らーめん 650円

新宿にある東京厚生年金会館(ウェルシティ東京)の裏手近くに位置するお店。2005年9月のオープンらしい。
店頭の看板によれば、化学調味料を使用しない純天然出汁のラーメンと書かれている。また、今月の付け合せの野菜は○○県○○さんの有機野菜と書かれていたりする。なるほど・・・・「旬麺」とノレンには書かれているが、どうやら旬の素材類を器の中へ取り入れて行く趣向のようだ。
入店すると、L型カウンターの客席と右手に置かれたこじんまりとした小型券売機が出迎えてくれる。

ラーメンは間口がすぼまった底の深い漆黒の器で登場した。
券売機には「和風出汁に漂う鶏油の香り」と書かれており、丸鶏メインのスープのようだが見た目からして鶏油も控えめで、スープを飲んでみると、ゆるやかな出汁の旨味はとても奥ゆかしい感じ・・・。和風とはいえ、醤油のカエシと鰹節が目立つ「そば」や「うどん」のような路線ではなく、もっとゆったりとして淡い味わいは・・・お正月に出される「お雑煮」のツユを連想させる純和風テイストだ。
なぜか「昆布」と「椎茸」の風味も目だって感じられるなぁ・・・・なぜだろうと思ったら、具として切り昆布と椎茸の煮物が入っているせいだろう。それらの具の風味がスープへ影響してしまうほどに、何とも線の細い、デリケートなスープと思える。

箸は割り箸ではなく、丸い断面のリサイクルタイプ。
ご飯を食べるならこのタイプの箸は良いと思うが、油で滑りやすいラーメンの麺に、このツルツルと丸い表面の箸は・・・いかがなものかと思えた。しかも麺は中太としては結構重めのどっしりタイプなので、麺をつかんで持ち上げようとするとツルツルと滑ってしまって、慣れないとつかみづらい気がする。

その麺を一口食べて、ちょっと意表を突かれた。
この手のあっさり繊細系スープであれば、麺も当然のようにデリケートな食感を予想していたのだが、実際は、かなーり強靭なコシを備えたストロングテイストなタイプなのだ。多面体的なウネリが付いていて、ちょっと麺屋武蔵(新宿区)の麺を連想させる。麺自体はカンスイ臭さも無く、小麦粉の風味があふれる上質なもので美味しいのだが、この両者の組合せは・・・・何とも斬新に思える。
せっかく新しくお店を出すならどこにもないような、自分のオリジナルの味で出したいと言う気持ちは判るが・・・・まるで背景はデリケートなパステル調の水彩画なのに、人物だけ強い原色の油彩で筆を入れるようで・・・お互いのトーンにギャップを感じる気がしないでもない。それとも、むしろ、あえてそのギャップを個性として楽しもうと言う意図なのだろうか。

間口の狭い器のため、水菜やモヤシ、小口切りのネギの食感がワラワラと口に当たり、なかなか賑やかである。水菜はさすがに新鮮で味が濃く、スープとも合っていると思う。
チャーシューは高そうな肉を使っているが、たまたまとは思うがブヨッとした脂身部分がかなり多く、そのためサクリとかホロホロとかの繊維感が感じられず歯切れが今ひとつであった。味付けなどは優しいふっくら感が出ていて本当に丁寧にされている感じ。

麺や具を食べ終えて、器の中がスープだけになった。再び、スープだけをじっくりと味わってみると、優しく、淡く、澄んだ旨味がじんわりと際立って感じられて来て美味しい。
この味の路線は・・・・・日本料理の「すまし汁」を彷彿とさせるものがある。
ただ、「あっさり」「うっすら」としたシンプルな味わいでありながら、なぜか「すっきり」とか「さっぱり」という感じにならないのは、ミリンのような甘味が舌に残るせいだろうか。

食べ終わってみれば、いかにも「新店」と言う印象のラーメンであった。無化調でありながら、安易に塩分に頼ったスープになっていないのもいい。
場所柄、常連客が多そうに思えるが、「旬」の概念を取り入れることで月毎に内容を少しずつ変化させるのも、食べ手を飽きさせない効果もあり、なかなか良いアイディアだと思う。


(麺は完食。スープは7割飲んだ。)










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