ラーメン&つけ麺食べ歩き
こうかいぼう
(東京都 江東区)

店名 こうかいぼう(こうかいぼう)
住所等 東京都江東区深川2-13-10 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2004年9月中旬 つけめん 700円



〜こうかいぼう〜

(各写真はクリックで拡大します)




到着しました。
門前仲町駅から徒歩8分ほど。
清澄白河駅や木場駅からも徒歩圏内。
10mほど左隣には「蘭丸」門前仲町店があります。






マンションの1Fです。
緑のヒサシに白いノレンが目印。






パンダのマーク入りメニュー。
つけめんを頼みました。






セット物もありますぞ。
しかもお昼だけでなく、終日利用可能。






店内は手前にL型カウンター。
奥はテーブル席。






ラーメンについての
解説が貼ってありました。










2004年9月中旬 つけめん 700円



鶏のコクや豚骨がしっかり強く、味もやや濃いめ。
魚や野菜も使っているようです。

確実なファンのいる「人気の味」を上手に狙ってきた印象ですね。
太いメンマやワカメなどで個性を出しています。
「つけ麺」としてみると、麺の量は多くないですね。









中細麺はふんわりと優しく、やや甘めだが素直な食味。
ただ、やはりラーメン向きの麺と言う印象も。






辛味や酸味や甘味に頼らず、
豊かなダシの旨味です。
キレやスピード感、インパクトよりも、
落ち着いた安心できるタイプの味という印象。






スープ割したところ。
再びネギを足してくれました。

煮干の風味がグーンと増して戻って来ます。
動物系と魚系の「ダブルスープ」。
いわゆる一世風靡した味・・・ですね。




2004年9月中旬 つけめん 700円

以前こちらへ訪問した際には、ラーメンを食べたので、今回は未食のつけ麺を注文してみた。
外から見るとカウンターだけの造りに見えるが、一番奥にはちょっとしたテーブル席もある。

カウンターに着席したが、出来上がったつけ麺は、カウンター越しに渡されるのではなく、スタッフの方がぐるりと横から回って運んで来てくれた。
麺が入る器はかなり大きめであるが、麺の量自体は正確な量は判らないが、ラーメンとほぼ同じ量ほどに見え、つけ麺として考えればそれほど多くないと思える。
店内の貼り紙によれば、特製たまご麺ということらしいが、一口そのまま食べてみると、ほんのりと玉子風味と控えめな甘味を感じるものの、やや粉っぽさが残る大人しめな食味であり、噛み締めて麺自体の魅力を楽しむと言うよりは、スルスルとすすって行儀良く食べるのが似合いそうな麺だ。
プリプリとかモチモチという唇触りや歯応えを主張する感じでもないので、どちらかと言うと、「つけ麺」向きと言うよりは、やはり「ラーメン」向きの麺と言う印象を受けた。

つけ汁は、素材がみっちりと詰まっている感じの濃さと旨味があり、さらにしっかりした塩分感の「芯」もあって物足りなさはないが、一味唐辛子が浮くものの辛味はさほど感じられず、酸味や甘味なども控えめということもあって、つけ汁としてのアレンジがあまり感じられず、ラーメンのスープを、ほぼそのまま濃縮した汁と言う印象。 そのためか、キレやスピード感、インパクトなどよりも、落ち着いた安心できるタイプのどっしりとした重みのある味という印象を受ける。
ただ、鶏もしくは鶏油がかなり強く感じられ、それがちょっとクドい位にも感じられたが、多めの笹切りネギや具のワカメが混じると、適度にさっぱりさせながら食べ進ませてくれる。

チャーシューは、肩ロースのようで上質な風味を感じるものだが、まるで生肉のようなきれいな色合いから判るように、味付けはあまり感じられず、また、冷蔵庫から出したてのような冷えた状態だったので、つけ汁に入れるとつけ汁がすぐに冷たくなってしまった。メンマは、まるで沢庵のような大きさと色合いをしたもので、歯を入れると「ジャクジャク」とした強い繊維感のある独特な食感であり、味付けはしっかりしているが甘味は控えられていた。

最後にスープ割をお願いすると、熱々スープが注がれ、かつ、笹切りネギを足してくれた。レンゲで飲んでみると、煮干などの魚系風味がグーンと増していて、かつ、それに呼応するかのように、今までどこにいたのかと思われるほど動物系も負けじと風味を主張する感じで、いわゆる動物と魚の「Wスープ」の良さを見事に具現している味である。
深いコクがあり、明確な旨味があり、熱々スープで煽られた白ネギの風味も加わって、きちんと一つの味に仕上がっているとともに、一ひねりある深い味。
まさに「一世を風靡した味」であり、この路線の味が好きな人にとっては、とても支持されそうな造りだ。
ただ、鶏油なのか、他の素材なのかは判らないが、意外に脂っこさと塩分感があり、後味的にはそれなりの重さが残った。

食べ終わってみると、やはり「つけ麺」としては麺がやや少なめに感じた。
大盛りだと100円アップで800円となるが、実際私がいる間は、他のお客さんは大盛りやセット物を注文している人がほとんどだった。


(麺は完食。スープ割は4割飲んだ。)











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