ラーメン&つけ麺食べ歩き
じょんのび
(東京都 千代田区)

店名 元祖醤麺 じょんのび(じょんのび)
住所等 東京都千代田区九段南4-7-17 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2005年11月上旬 味玉らーめん 750円



〜元祖醤麺 じょんのび〜

(各写真はクリックで拡大します)




お店に到着しました。
JRや東京メトロの市ヶ谷駅から徒歩1〜3分。
靖国通りに面しており、あと前方500mほどで靖国神社です。






店名の「じょんのび」の書体がのどかな感じ。
お店の間口は狭めですが、奥に長い造りです。
2Fは居酒屋スペースですぞ。
Uヽ(´▽`*)






入口手前に券売機があります。
「味玉らーめん」の券を購入しました。
「ごくろらーめん」と言う個性派メニューもあります。






客同士が向かい合うように二列にカウンターが配置され、
中央は店員さんの通路。
「元祖醤麺」の額が誇らしげですな。










2005年11月上旬 味玉らーめん 750円



動物系+魚介系を濃く出していますね。
素直な味ですが、意外に脂の効いた準コッテリ路線。
確実なファンのいる「人気の味」をしっかりと狙って来たと言う印象です。

肩ロースチャーシューは気前良く大判です。
大振りのメンマは食感、味ともに秀逸。

付近の客層を考慮したのか、
上品でやや保守的にまとめている印象も・・・。









煮干などの微細な体皮(?)が浮くスープ。
レンゲの右半分がマッタリとした厚めのラードに覆われています。
この油の層があるせいか、まろやかで口当たりが良いスープ。






麺はモチモチ感にあふれ、かなりの多加水タイプ。
ユルユルとするゆるやかなすすり心地で、微妙な麺の「くびれ」が
唇をうねるように通ってゆく優しい感触がとても心地よいです。






噛むと「モッチ、モッチ」と軽く粘る歯応えが楽しく、
どこかしら人の体温を感じるような・・・とても温かさを感じる味わい深い食味の麺。
老若男女、まさに万人に好かれるタイプの麺ですな。






味玉の味付けはやや薄め。
最近流行のトロトロタイプではなく、八分茹でと言う感じ。




2005年11月上旬 味玉らーめん 750円

2005年7月オープン、靖国通り沿いにあるお店。1Fがラーメン店で、2Fが居酒屋になっている。
ちなみに店名の「じょんのび」とは、店内の説明書きによれば、「新潟のお国言葉で・・・ゆったり、のんびり、真から気持ちがいい」と言う意味のようだ。木が生かされた店内は客同士が向かい合うように二列にカウンターが配置されている。

スープからは穏やかな醤油の醸造風味と節系の香りが感じられるものの、スープ表面に油が多いためか、それほど華やかに香り立つと言う感じではない。
一口飲んでみると、表面の多めの油が口当たりの厚みを生んでいるが、その下層のスープは味付けはやや濃い目かなとも感じられ、舌へチリチリと判り易い旨味も加わり、さらに微妙なまろみのある甘味が加わって来る。
ただ、食感的にはマッタリとした油の層があるせいか、まろやかで口当たりが良いスープに仕上がっているとも言えるが、ややモッタリとした重さ感があり、決してふうわりと軽快な感じではないと思う。その分、多めに乗る白髪ネギが軽快感を付与する役割を担っているようだ。

麺はモチモチ感にあふれ、かなりの多加水タイプで、とてもスープを良く吸っている。それとも、店頭にも店内にも「元祖醤麺」と言う額が飾られているが・・・・「醤麺」と言う位だと、ひょっとして微量の醤油ダレを直接麺に練り込んでいるのだろうか?
ユルユルとするゆるやかなすすり心地で、微妙な麺の「くびれ」が唇をうねるように通ってゆく優しい感触がとても心地よい。噛み締めるとモッチモッチと軽く粘る歯応えが楽しく、どこかしら人の体温を感じるような・・・とても温かさを感じる味わい深い食味の麺だ。この麺は、老若男女、まさに万人に好かれる麺だと思う。

大振りなチャーシューは肩ロースでホロホロと崩れるものの、ジューシーとまでは行かず、肉の旨味もほどほどと言う感じ。明確な味付けがされているが、スープとはやや方向性の異なる味わいに感じられた。
味玉はひんやりと冷たかったうえ、味付けは薄め。八分茹でと言う感じで、最近流行のトロトロタイプではなかった。
メンマは大振りであるが、軽く空気を含んだようにシャクシャクと歯が入り、ふうわりとした繊維の食感、滋味深い味わいともになかなか秀逸で美味しい。

食べていて途中から、「武蔵」(新宿区)の醤油ラーメンを「こってり」で注文した時のスープの味を思い出した。こちらのスープはエビ油の風味はないし、魚ダシもやや大人しめではあるが、味の組み立てにはなかなか近いものを感じる。
新店とは言え、やたらな冒険はせず、今では確実なファンのいる「人気の味」路線をしっかりと狙って来たと言う印象を受ける。
ビジネスマンやOLの多い付近の客層を考慮しているのか、上品、かつ、やや保守的にまとめている印象も受けるが、もう一つのメニューで「ごくろらーめん」と言う個性派メニューも用意されている。こちらはメニューの説明によれば「活性竹炭」を麺に練り込んだものらしい。また、この麺であれば「つけ麺」で食べてもかなり美味しいと思う。


(麺は完食。スープは3割飲んだ。)










ホームへ


− BB!ラーメン&つけ麺 名店集 −



本サイトのすべての画像や文章の転載ならびに二次利用を固くお断りします。

Copyright (C) 2004
01ch.com
All Rights Reserved.


.