ラーメン&つけ麺食べ歩き
二郎 池袋東口 店
(東京都 豊島区)

店名 ラーメン二郎 池袋東口店(じろう いけぶくろひがしぐちてん)
住所等 東京都豊島区南池袋2-27-17 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2004年8月中旬 ラーメン(ヤサイ・ニンニク) 600円 



〜ラーメン二郎 池袋店〜

(各写真はクリックで拡大します)




到着しました。
池袋駅から4分ほどですね。
東池袋駅も近いです。






通称「池二郎」。
お馴染みの黄色い看板。
営業時間や定休日も書いてあります。






シンプルな券売機。
このラーメンが600円とは、
実に「勲章」ものですな。






店内はJ型カウンターのみ。
まだ新しい感じです。






壁に貼られた名刺や定期券。










2004年8月中旬 ラーメン(ヤサイ・ニンニク) 600円



まるで他のラーメンが霞んでしまうような
あまりにも圧倒的な味と存在感です。

豚骨の旨味と熱々ラードの香ばしさ、絶妙な甘味のスープに
小麦密度の高い太麺が大量に埋蔵されています。

池袋店は盛り付け&味ともにきれいめですな。









1cm近くあるラードの層に、
只者ではないスープの予感。
香ばしい熱々ラードの風味は、ちょっと
揚げ立てトンカツの美味しさと通じる気も・・。






豚骨の風味が分厚くしっかり出ていて、
コテコテでほんのり甘いスープ。
まさに重量級スープの金メダリストという印象。






体感的には400g近く感じる麺。
スープの脂が麺にコッテリからんでますな。
( ´∀`)

味はがっしりとしていて重く、
まさに「小麦の練り物」と言う感じ。
お腹を十分に空かせて行きませう。






非常に柔らかくて肉の繊維もよくほぐれ、
スープの脂分を吸い込んでとてもコッテリとした
ジューシーな美味チャーシュー。




2004年8月中旬 ラーメン(ヤサイ・ニンニク) 600円 

熱狂的なファンのいる「ラーメン二郎」、その池袋東口店(池二郎)を訪問。看板は二郎の定番の黄色、店内はかなりきれいである。壁には来店客の名刺や使い終わった定期券がたくさん貼ってある。店内の客は皆、無心に麺をすすっている。
一度にまとめて麺を茹でるらしく、タイミングによってはかなり待たされたり、逆にほとんど待たずにラーメンが出てくることもある。順番が来て、ラーメンが登場する直前に、店員さんからお声がかかり、トッピングや味の濃さを告げる方式。私は「野菜」「ニンニク」と告げた。野菜は最初からある程度入っているが、「野菜」と言えばさらに増量してくれるわけで、さらに「野菜マシマシ」といえば、ダブル増量になるシステム。これらのトッピングは無料。
他に「味濃い目」や「脂多め」などいろいろ好みを告げられる。

店内に入って、すぐに独特な芳ばしい匂いが充満しているのに気づいた。かなり食欲をそそられる匂いだが、どこかでよく嗅ぐ匂いであると思ったが、すぐには思い出せなかった。
しばし後、登場したラーメンは、二郎の中ではかなり品良く盛り付けられている。ニンニクなども上に無造作に振りかける感じではなく、端にちょこんと品良く乗せてある。モヤシやキャベツもこんもりと形良く載っている。
スープには1cm近いラードの層が浮いていて、改めてこのスープは只者ではないことを悟る。かなり、脂っこそうなスープだが、とても美味しそうな匂いがしている。さっそくレンゲで一口飲んでみると、熱されたラードの芳ばしい香りと、豚骨のコクや旨味、絶妙な甘味が交じり合って、兎にも角にも圧倒的な厚みとパワーのある味である。まるで、巨大なプロレスラーに力いっぱい羽交い絞めにされたような、非常に力強い「旨さ」だと思う。

そして、その直後に、例の良い匂いの正体が脳裏に閃いた。「トンカツ」の匂いである。つまり、店内に漂う香りはトンカツ専門店に足を踏み入れた時の匂いと実に酷似していると思う。
トンカツも専門店になると植物油は使わず、高熱で溶かした豚油(ラード)で揚げている。実際、目の前のラーメンから漂う匂いは、高熱で香ばしい風味が出たラードを衣にタップリと身にまとった、熱々で、ジュワジュワの揚げたての特上ロースカツの風味を連想させる。つまりは、「熱されたラード」の香ばしい風味が、こちらのラーメンの美味しさの秘密の一つなのだと思う。

麺は、太麺なのはもちろんだが、箸でもち上げてみると、器の中に「ごっそり」と想像以上に「埋蔵」されている。実に400g近い体感重量に思えた。この麺の量とコテコテたっぷりの濃厚スープを目の前にすると、実に、ある種の「覚悟」をして食べ始める感じになる。
コシは固すぎることはないが、がっしりとしていて重く、玉子などはあまり練り込んでおらず、小麦の密度が高い味わいだ。この、まさに「小麦の練り物」と言う感じの、ちょっと無愛想にも感じる食味は、「すいとん」を連想させる。ゆっくりと噛み締めると、歯が次第に麺に食い込んでゆく過程がなかなか楽しめる。
麺はスープを吸って、色が茶色になっており、さらに表面には大量のラードがからんでいて、実際、食感も、味わいも、量も、いずれもが「大物」である。麺の小麦の風味に、スープの豚の髄や肉汁の旨味が加わり、えも言われぬ旨さ。しかし、決してコッテリ一辺倒ではなく、上に載ったシャキシャキしたモヤシや、食感の良いキャベツが、麺と一緒になって絶妙に割って入って来るため、清涼感や軽快感を補って、食べ飽きることがない。特にキャベツは「芯」の部分のあっさりとした風味が脂感のとても良い中和剤となっていて、この濃厚スープを良く緩和している。

また、チャーシューは、一見モモ肉のように見えたためパサパサ系かと思ったが、実際は非常に柔らかくて肉の繊維もよくほぐれ、歯応えが良く、スープの脂分を吸い込んでとてもコッテリとジューシーであり、かなり美味しいものだった。二枚入っていていて、量的にも満足。
トッピングしたニンニクも、風味アップに一役買い、最後まで箸が止まる事はなく、大量の小麦の塊りが、次々と私の胃の中へ収容されて行った。

ともかく、スープの「分厚さ」「コッテリさ」「旨味」「甘味」などが、非常に深い位置で見事にバランスがとれていて、この深く分厚い味を経験してしまうと、まるで他のお店のラーメンが、霞(かす)んでしまうような気がしてしまう。
もともと、どっしりと豚骨の風味が出ているのに、そこへ香ばしいラードや化学調味料がしっかりと追加投入され、まるで大柄な横綱力士が、さらに鎧(よろい)や防弾チョッキを着込んだような・・・まさに重量級においては「敵なし」の様相である。

それでも、こちらの池袋東口店は、二郎の中では盛り付けがずいぶん品良くまとまっていると思ったが、味も同様に、かなりの強力なパンチではあるものの、決して暴力的な感じではなく、荒々しさなどは影を潜めている印象を受けた。「アブラ」は背脂というよりもほぼ液体ラードだし、醤油ダレや塩分が強烈ということもなく、あくまで豚骨ダシと油の香ばしさで食べさせる感じ。
ボリュームや麺のタイプは違うが、このスープのコンセプトは、同じく人気店の「千石自慢ラーメン」(巣鴨)とも、ちょっと通じるところがあると思う。

言いようのない達成感とともに食べ終えて席を立つと、なぜか「開放」されたという気持ちさえ持ってしまう。そして、あれほどの存在感のあるラーメン、これほど様々な万感の思いを抱かせてくれるラーメンが、実にわずか「600円」という価格であった事実を思い出し、愕然としてしまう。

実際、二郎の魅力にはまった人には、ラーメンとは「二郎か、それ以外か」としか考えられないようになるのもうなづける。


(麺は完食。スープは3割飲んだ。)











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