ラーメン&つけ麺食べ歩き
必勝軒
(千葉県 習志野市)

店名 まろにえ通りのラーメン屋さん 必勝軒(ひっしょうけん)
住所等 千葉県習志野市津田沼2-5-9 【地図表示】
禁煙 タバコ完全禁煙
訪問日 2005年12月上旬 ラーメン 700円 



〜津田沼必勝軒〜

(各写真はクリックで拡大します)




JR津田沼駅の南口です。
駅周辺はグルリと空中回廊が伸びていて便利。






空中回廊から見た「まろにえ通り」。
必勝軒はこの通りを前方へ300mほど歩きます。
右手はスーパーの「ダイエー」。
左手に見える建物は「千葉工業大学」の校舎。






お店に到着しました。
JR津田沼駅から徒歩4分ほど。
京成津田沼駅や新津田沼駅からも徒歩7〜8分位かな。






店頭に約20名程の待ち客。
赤外線式暖房器が置いてあります。
客の回転はかなり早く、とてもスムーズですな。






営業時間と定休日。
上には「大盛」と「つけ麺」は終了の札が・・・。






店頭の説明書き。
曜日によってスープの素材構成を変化させ、
様々なバージョンを出しているようです。
ほう・・・麺も「ラーメン」と「つけ麺」では別なんですね。






店内はL型カウンター形式。
非常に活気にあふれ、ともかく雰囲気が明るいですね。
とても楽しく、気分良く食事できる感じです。






メニューです。
列に並んでいた際に既に「ラーメン」を注文済みです。
大盛りは「四玉まで」とは・・・さすがですなぁ。










2005年12月上旬 ラーメン 700円



千葉県でも常にトップクラスの人気を誇る
津田沼「必勝軒」の一杯。
いやはや・・・ あらゆる意味で桁違いなインパクト。

麺やスープに対する、店主さんの
熱く強烈な「探究心」、飽くなき「創造欲」を強く感じます。
もはや、店主さんの「分身」と言うイメージ・・・。

そして、決して立ち止まらず、ひたすら走り続けている味・・・。
まさに「独創」&「独走」の世界。









味が「ギュ〜ッ」「みっちり」と詰め込まれた、
何とも一切の隙間のない「濃い」スープ。
怒涛の旨味のパワーに舌が翻弄され、やや押し返される感じ・・・。
スープというよりも、むしろつけ麺のつけ汁に近いイメージ。






ラーメンに使う自家製麺は三日間寝かせた熟成麺との事。
非常にハリがあり、コシが強く、「プルプル」「パラパラ」するすすり心地。
「普通盛」で約二玉分あるそうです。






濃い目のスープは、ややプラスチッキーな細麺とベストバランス。
大量の麺を次々「すすらせる」見事な「発射台」という感じ。
実際、一度食べ始めると、「ツルツル、パラパラ、シコシコ・・・」と
次々に箸が進んでしまうヤミツキのコンビネーション。






麺が一本一本、「パラパラ・・・」とリズムを奏でながら、
まるで、「五月雨」(さみだれ)のように、口中へ降り注いでくる感じ。
「味」だけではなく、リズミカルな「食感」で、
脳に直接訴えかけてくるような見事な美味しさですな。




2005年12月上旬 ラーメン 700円 

ご存知、名実ともに千葉県を代表する人気店の一つ。こちらの店主さんは東池袋と永福町の二大大勝軒で修行された経歴があるらしい。
こちらへは実は今年に入って二回訪問したのだが、いずれも不定休に当たってしまい、今回ようやく食べる事ができた。昼1時過ぎの訪問で、待ち客は20名ほど。並んでいると注文を取りに来てくれるのだが、既につけ麺は終了し、大盛りも終了していたので、普通のラーメンを注文した。
こちらのお店は、店内が禁煙なだけでなく、店頭の待ち客用スペースも禁煙となっているのには感心した。数メートル離れた一画のみが喫煙用スペースになっている。
客の回転は思っていたよりも早く、25分ほどで入店する事ができ、さらに席へ着くと、ほんの3分ほどでラーメンが登場し、何ともスタッフ間の連携と采配が優れているように感じる。

カウンター台へ置かれたラーメンを受け取ると、器が油でベタベタとしており、かなりの動物性素材を投入したスープである事を予感する。
一口飲んでみると・・・・非常に出汁やタレが濃厚で、味が「ギュ〜ッ」「みっちり」と詰め込まれた、何とも一切の隙間のないスープである。想像通りに動物性も濃いが、魚節類のサラサラした粉っぽさと煮干の旨味や苦味、しょっぱさのようなものが最前面にあふれ出ている感じだ。思い切り濁っているが、この濁りの正体はすべて「素材」と言う感じ・・・。
二口目を飲むと・・・・再び、怒涛の旨味のパワーに舌が翻弄され、押し返される感じがある。砂浜へ寄せては返す大波へ向かって泳いで行くようで、あまりの旨味の大波に舌が押し返されると言うか、すべての素材や味がやや過剰に詰め込まれている感じがあり、舌の進入を波打ち際でブロックされてしまうようなイメージだ・・・。
スープの一口をゆっくりと隅々までじっくりと味わう感じではなく、まるで「居合い」のように一太刀で、一瞬のパンチで勝負するようなタイプに思え、ラーメンのスープというよりも、むしろつけ麺のつけ汁に近いイメージだと思う。

一方の麺は・・・・細麺なのに非常にハリがあり、コシが強く、絶妙に縮れ、よじれがあって、「プルプル」「パラパラ」と歯を小刻みにノックする振動が大変にユニーク。
表面は大変に「ツルツルッ」としていてやや硬質、噛み締めると「シコシコ」とちょっとプラスチッキーな噛み応えで、麺同士がパラパラとリズムを奏でながら個別に動いている感じで、団子状に固まらず、まったく「くっつかない」のだ。お互いが軽く反発し合うように、パラパラとほぐれ合って口に入って来る。

まるで、「五月雨」(さみだれ)がトタン板へ降り付けるかのように、「パラッ、パラパラッ、パラパラパラッ・・・」と、歯や舌へ麺が一本一本分離しつつも一斉に降り注いでくる感じなのだが、噛み始めると、今度はすべての麺がラインダンスと言うか、タップダンスのようなリズムを奏で始める・・・・。何と言うか「味」だけではなく、リズミカルな「食感」で脳に直接訴えかけてくるような桁違いに美味しい麺だ。店頭の貼り紙によれば、打ってから三日間寝かせた熟成麺と言うが、確かに素晴らしい熟成の技を感じる。

チャーシューはやや薄めに切られているが、赤身の部分がとてもふっくらとしていて、豚の旨味がきれいに残っており、とても美味しい。
メンマは一本一本が、かなり長めに切られていて、食べやすさという点ではもう少し短めでも良いかと思う。味付けは薄めで、柔らかな物とやや硬めのものが混在していた。
玉子半分は、固茹でながらも黄身がふっくらとして、濃厚な味が連続するスープの中においては、その淡白な口当たりが絶好の息抜きと感じられる。

麺は二玉分あるとの事だが、とてもリズミカルな口当たりがヤミツキになる感じで、気が付くと一気に食べ尽くしてしまっていた。
ともかくリズミカルな歯応えがとても美味しい麺で、このような麺は初めて食べた気がする。そして、この濃厚スープに浸っていても、スープをほとんど吸い込まず、とてもバランスが良い。
一方のスープは、ともかく主張の強いスープで、何しろスープだけを続けて何口か飲み進むと、舌が疲れて、やや息苦しさを感じてしまうほどに濃厚。
こういうグイグイと前へ出て来る非常に積極的な「前傾姿勢」のスープ・・・・先々月に食べた「田ぶし」(高円寺)のスープを思い出す。味が濃いとともに「詰まっている」「尖っている」感じで、結構鋭角的なイメージである。

スープだけを飲むと、「何もここまで濃くしなくても・・・」と感じるが、麺を食べ始めると、その本来の意図するところが判り始めて来る。
つまりスープを飲み物としてではなく、あくまで麺を食べさせるための「発射台」としてチューニングしている印象を受けるのだ。実際、麺を食べ始めると、この濃さがベストバランスに感じられるし、実際、次々と夢中で箸が進んでしまう。やはり、つけ麺のつけ汁に近いイメージだと思う。
また、すぐ隣に大学の校舎が控えていることもあり、パンチのある濃い味付け、明快な麺の食味、そして量の多さなど・・・どちらかと言えば若者向けのチューニングがなされているように思う。醤油ダレもそれなりに濃いので、食後しばらくは舌の上には様々な余韻がやや重く残り続けて感じられた。

ちなみに店頭の貼り紙によれば、「曜日」によって動物系と魚介系のバランスなど、スープの仕込みを微妙に変えているらしい。
この日は土曜日であったので各素材のバランスを取りながら一工夫した「オールマイティー」の味と言うことになるようだ。
さらに、曜日毎による違いだけでなく、毎日「テーマを決めて」スープ作りをしているとも書かれているが・・・・これだけの人気店でありながら・・・・決して現状に立ち止まらない飽くなき探究心、果てしない創意工夫のスピリット、尽きることのない闘志・・・・いやはや、常にトップを走り続けるマラソンランナーの「独走」を見ている気がして来る。

今回、初訪問して感じた事は、こちらへ来ているお客さん達は、本当に必勝軒のラーメンが好きなんだなぁ・・・という事だ。
列に並んでいる間、食べ終わってお店から出て来るお客さん達の顔を見ると、皆、一様にニコニコしているのが非常に印象的だった。こちらのラーメンを食べて本当に心から満足した事がひしひしと伝わって来る笑顔なのだ。
そしてお店のスタッフの方達も、そういったファンの人達を、とても大切に迎え入れている感じだ。お店のスタッフ、ラーメン、客・・・が一丸となって光輝いているオーラを感じる。

ちなみに「つけ麺」の麺は、ラーメンの熟成麺とは正反対に、「打ちたて」にこだわった新鮮な麺で、小麦の良い風味が堪能できるらしい。
果たして、「つけ麺」の麺がどういう仕上がりなのか・・・・何とも興味をそそられる。


(麺は完食。スープは3割飲んだ。)








ホームへ


− BB!ラーメン&つけ麺 名店集 −



本サイトのすべての画像や文章の転載ならびに二次利用を固くお断りします。

Copyright (C) 2004
01ch.com
All Rights Reserved.


.