ラーメン&つけ麺食べ歩き
極麺王
(東京都 豊島区)
(2004/8閉店)

店名 極麺王(ごくめんおう)
住所等 東京都豊島区巣鴨2-15-1 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2004年6月中旬 カレーラーメン 750円



〜極麺王〜

(各写真はクリックで拡大します)




お店が見えてきました。
JR巣鴨駅から歩いて5分ほど。






店舗は蛍光色っぽい黄色です。
こりゃ、いやでも目立ちますな。






営業時間。
火曜日が定休日。






券売機です。
結構メニューは多いです。
つけ麺はゆで時間「13分」ですぞ。
(((;゜Д゜)))






L型カウンターの店内。
店内の壁も黄色です。






奥に大量のダンボール箱が積んであるのを発見。
中身は何なのか不明。






メニューです。
油そばやつけ麺もありますな。
サイドメニューに、この旨いカレーで
半カレーライスでもやってくれんかのう・・。






「茹で時間が8分かかります」
と説明があります。
気長に待ちませう ヽ(´ー`)ノ










2004年6月中旬 カレーラーメン 750円



かなーり本格的なカレールーですな。
このルーでカレーライスをやって欲しいほど美味しい。
トロミがあるので極太麺にもよくからみます。
肉もたっぷり入って、かなり満足度が高いです。






麺のアップ。
麺の幅は割り箸以上!
でも折り曲がるので食べやすいうえ、
カレースープとも良く合いますぞよ。






【動画】(約2.3MB)

「極麺王」の麺上げシーン(BGM付)。

とても気合の入った麺上げです。
熱々の状態で盛り付けて、
すぐにカレールーをかけて出してくれます。




2004年6月中旬 カレーラーメン 750円

「極・麺・王」、なんとも勇ましい名前のお店。
TVチャンピオンの第5代ラーメン王がプロデューサーになって売り出されていた袋入りの極太麺ラーメンを、その熱心なファン達が、その極太麺を使ったお店を自分達で開こうという事で2003年秋にオープンした店のようだ。お店は黄色の蛍光色でなかなか目立つ。店内には、「当店の麺は極太麺ですので、ゆで時間に8分いただいております」と壁に貼り紙がしてある。

極太麺ということで、結構おおざっぱな扱いをしているのかと思っていたら、店員さんは細かく茹で具合をチェックしていて丁寧、かつ、真剣に麺を茹でている。茹で方を見ているだけでも結構期待が膨らんでくる。
登場したラーメンは、どうやら通常のラーメンに、カレールーを載せたスタイルのようだ。やや赤みがかったこのカレールーがなかなか香ばしい良い匂いを放っていて、その匂いをかいだだけでも十分なスパイス感がある。器の端の方へ「揚げネギ」と「刻み玉ねぎ」が小さくトッピングされている。
最初、カレールーだけすくって食べてみると、これがなかなか美味しい。甘辛い感じだが、旨味も、コクも、香りも、スパイス感も、相当に上質で、本格派である。決して、市販の業務用品で出せる味ではない。最初はルーにとろみがあるが、かき混ぜると下のスープと一体化して、とても鮮烈なカレースープが誕生する。ラーメンスープで薄まっても、まだまだスパイスが強烈に効いていて美味い。揚げネギの載っている部分は、揚げ油の香ばしさが混じって、また格別な風味になっているが、人によっては味がくどくなるというかも知れない。刻んだ玉ねぎはスープに混じってしまうとあまり効果が判らなかった。

カレーは最初はちょっと甘く感じていたが、食べ進んでいると辛味が舌に蓄積されるらしく、後半は結構辛くなってくる。しかもスープが熱いので、カラさとアツさのダブル攻撃で汗が出てくる。でも、この辛さこそがやはりカレーメニューの醍醐味だと思う。また、このように、最初は甘めで、次第に辛くなり、熱さとともに最後は十分辛く感じさせるというペース計算された味付けは実に見事だ。ただし、麺をすする時にカレースープがピチピチと周囲にはねるので、高い服を着ている人はルーで汚さないように注意が必要だろう。

麺は、確かに1cm近い幅はあるが、厚みはそれほどでもないため、意外にも歯応えは強すぎない。麺を噛みちぎるのに苦労するかと思っていたが、厚みがないためか、それとも十分な茹で時間のおかげか、多少固めの歯応えはあるものの意外に簡単に噛み切れる。もっと「ブルンブルン」と口の中で暴れるかと思っていたが、それほど暴れずに食べられる。おそらく、幅はあっても厚みが少ないので、布団をたたむように簡単に畳み込めるのだろう。
したがって、適度なコシでありながら、非凡な「太さ感」が存分に楽しめるのは素晴らしい。また、カンスイ感も少なく、あまり玉子の風味もしないので、味的には「中華麺」と「うどん」の中間地点という感じはあるかも知れない。
また、カレールー自体の中に肉片が結構入っている。こま切れを入れているようだが、中には結構大きい肉片もあり、美味しいし、なかなか食べ応えがある。別にチャーシューも入っていて、これは厚さ8ミリ位のモモ肉で、割とモッサリした食感だが味付けは美味しい。しかも、カレールーに浸っていたためか何とも不思議な美味しさ。

確か、オープンしたての頃に来た時は、普通のラーメンしかなかったと記憶しているが、今は油そば、味噌ラーメン、つけ麺などもあり、この類まれな「超極太」麺を良い題材に今後もいろいろメニューが増えて行きそうだ。券売機の横には待ち客用の席があり、雑誌が数冊置いてある。
お店を出ると、道路の向かい側に妙に人影が集まっているので、何かと思い道路を渡ったら、かの有名な「巣鴨とげぬき地蔵」であった。帰りは巣鴨商店街をぶらぶらしながら駅まで歩いていける。


(麺は完食。スープは9割飲んだ。)











ホームへ


− BB!ラーメン&つけ麺 名店集 −



本サイトのすべての画像や文章の転載ならびに二次利用を固くお断りします。

Copyright (C) 2004
01ch.com
All Rights Reserved.


.