ラーメン&つけ麺食べ歩き
文蔵
(東京都 三鷹市)

店名 らーめん 文蔵(ぶんぞう)
住所等 東京都三鷹市下連雀3-22-6 【地図表示】
禁煙 タバコ完全禁煙
訪問日 2006年6月上旬 らーめん 600円




〜文蔵〜



JR三鷹駅の南口から100mほどの風景。
鬱蒼と茂る並木が、「武蔵野」の面影を醸します。
お店はここから右手の路地へ。






右手へ進んで二分ほどでお店を発見しました。
ラーメン店でブルーのヒサシは珍しい。






こじんまりとしながらも清潔感にあふれる店構え。
「自家製麺」の案内が置かれています。






店内はカウンター形式。
橙色のカウンターが明るい暖色系のイメージを醸します。
冷水ポットのキャップも橙色。






卓上のメニュー。営業時間と定休日も書かれています。
「らーめん」を注文しました。










2006年6月上旬 らーめん 600円
(この写真はクリックで拡大します)



ミルキーな豚骨スープに節系のパンチが効いた
タプタプする口当たりの濃厚スープ。

器の中は太くて長い自家製麺がたっぷりと埋蔵され、
小麦粉が「ミッチリ」と結束し合って、ムチムチする歯応えのパワフルな麺。

自家製麺のメリットをきっちりと生かし切るとともに、
昨今人気の路線の味を上手にマスターしている印象です。

スープの色と背景のカウンター台の「橙色」が見事に一致。
ふーむ・・・カラーコーディネイトのセンスも感じますな。









スープは味がぎっちりと詰まった最近人気の路線です。
全体に「ミルキー」な風味があり、やや脂っこい感じと、舌先で「トロン」とする旨味がある。
そこへジリジリと押し寄せて来る「魚系」の強さが加わり、
旨味を積極的に濃い目に出しているタイプ。






麺は箸で持つと「ズッシリ・・・」とした密度感、
すすると表面に潤滑剤を塗ったかのようにツルリとする口当たり。
口中で表情豊かに「プルンプルン」と良く跳ね動く感じがある「濃厚モッチリ麺」。
このタイプの麺が好きな人には堪えられないでしょうね。







まさしく、「THE・自家製麺」・・・・と言うオーラ。
手間やコストがかかり過ぎて、製麺所では作れないタイプの麺だと思いますね。
とても麺のインパクトがあり、量も結構多めです。




2006年6月上旬 らーめん 600円

2005年10月創業のお店。千葉県の「ラーメン寺子屋」の卒業生の方が開いたお店らしい。
三鷹駅の駅前大通りからは一本離れた通りに面していて、地元の方達の生活密着という雰囲気の場所にあるものの、ヒサシが明るいブルーなので遠くからでもかなり目立つ。店内はカウンター形式で、真新しさも手伝ってか非常に清潔感があり、明るい橙色のカウンターが「暖色」系のイメージを醸している。

スープを一口飲んでみると、カツオ粉の風味とミルキーな豚骨のパンチのある味が「濃い目」に出ている。
やや脂っこい感じもなくはないが、全体に「ミルキー」な風味があり、舌先で「トロン」とする旨味があり、ジリジリと押し寄せて来る「魚系」の強さがあり、積極的に旨味を濃い目に出しているタイプだ。何と言うか・・・・とても判り易く、どこにも隙のない「舌の包囲網」のような見事な味わいで、味の上に味を重ねたような・・・・かなり入念な造り込み。ただ、その分、ちょっと息が抜けないと言うか、やや風通しを遮断した「密室的」な味にも感じられる。

麺は箸で持つと「ズッシリ・・・」とした手応えを感じさせ、「のっそり」とした動き・・・・いかにも「ムッチリ」した太うどんのような量感が手に伝わって来る。
すすると表面は潤滑剤を塗ったかのようにツルリとする感じで、「プルンプルン」と良く跳ね動く感じがあり、口に入ると、「ボワンボワン」と口中で膨れ広がる感じがあり、噛み切る時に「ムッチョン」と粘り切れる食感が独特だ。
食べ甲斐があると言うか、ともかく見た目以上に食感が「ぶっとい」感じがあり、噛み心地が「強い」印象である。コシが「硬い」のではなく、まさに「強い」と言う感じで、なかなか強靭に麺帯が練り込まれている様子だ。
こう言う存在感のある麺は、手間やコストがかかり過ぎて、製麺所では容易には作れない(作りたがらない)タイプの麺であり、間違いなく自家製麺だと判る出来栄え。
実際、食べ終えてお店を出てみると、店先に「自家製麺」の看板が置かれていた。

チャーシューは、サックリとかホロホロとか柔らかくてしっとりした感じではなく、やや乾燥したかのように「カピカピ、カパカパ」とする口当たりなのだが、肉の旨味がしっかりと残って感じられるもの。
メンマは繊維感が大振りな感じで太く、噛み砕き甲斐の豊かなもの。フニャフニャと柔らかいタイプではなく、「ボリンボリン」と明快な元気の良い歯応えを放つタイプでとても食べ応えたっぷりだ。風味もフレッシュで美味しいし、量もたっぷりと入っていた。
ホウレン草は「シナシナ」としていて、繊維が崩れてしまっている感じの、柔らかな食べ応えだった。

食べ終えてみると、スープも麺も、とてもハイレベルではあるものの、どこかで最近経験した味に近いものがあった気がした。
スープはふんだんな天然素材はもちろん、加水分解調味料(たんぱく加水分解物)類なども駆使して積極的に旨味をブーストアップさせているとおぼしき味であり、高円寺の人気店「田ぶし」のスープをやや穏やかにした感じが近いと思う。そして自家製麺は千葉県の「兎に角」の自家製麺に近い食感を感じる。おそらく「つけ麺」で食べれば、さらに印象がダブりそうだ。
つまり、若い新店とは言えやたらな冒険はせず、今では確実なファンのいる「人気の味」路線を上手に狙って来たと言う印象を受ける。
その分、目新しさはさほど感じられないものの、スープも麺も、実に「きっちり」と真剣に真面目に作られている事がありありと伝わって来るし、特に自家製麺の出来栄えには非凡なものを感じてしまう。このタイプの麺が好きな人には堪えられない麺だと思う。

お店の雰囲気は橙色のカウンターが奏功しているのか、ともかく「明るく」「暖色的」なのが印象的である。
そして、都心のお店のような「マニュアル調」「パフォーマンスっぽい」接客ではなく、実に「ほのぼの」「ゆったり」としている接客と、物静かながらもスタッフの方の真心の感じられる笑顔が実に素晴らしい。


(麺は完食。スープは3割飲んだ。)










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