ラーメン&つけ麺食べ歩き
びぜん亭
(東京都 千代田区)

店名 支那そば びぜん亭(びぜんてい)
住所等 東京都千代田区富士見1-7-10 【地図表示】
禁煙 タバコ可否不明
訪問日 2004年6月上旬 ラーメン+味玉 600円



〜支那そば びぜん亭〜

(各写真はクリックで拡大します)






JR飯田橋駅から徒歩4分ほどで到着。
この辺は飯田橋の喧騒から離れ、
静かで穴場っぽいですな〜。






落ち着いた店構えです。
入口には「二階もあります」と書かれてます。






木製の札に墨で書かれたメニュー。
あくまでラーメンではなく、「支那そば」です。






一階はカウンターのみ、二階はテーブル席のようですな。
ランチタイムは常連の皆さんが集団でやって来ます。






ランチタイムには炊き込みご飯の
小さなオニギリが無料で付くようです。










2004年6月上旬 ラーメン500円 + 味玉100円



ん〜、鶏と醤油が心地よく香るスープ。
これぞ元祖「支那そば」という趣きですなぁ。
炊き込みご飯とのセットでは、抜群の相性を見せてくれます。




2004年6月上旬 ラーメン500円 + 味玉100円

飯田橋駅からゆるい坂を上るように歩いて4分ほど、駅前の喧騒から離れる頃にお店を見つける。
間口はあまり広くなく、客席は1階と2階がある。1階は厨房とカウンター席、椅子は7つあるが、かなり狭いため実際は6人位が実用限度という感じを受けた。店内奥に2階へ上がる階段があり、2階はテーブル席になっているらしい。昔ながらの小料理屋さんの雰囲気である。
カウンターテーブルはかなり小さなつくりで、特に奥行きがないため、ラーメンが登場するとスペースにはほとんど余裕がなくなる。そのため逆に妙に落ち着くというか、日本人の平均的体格が小さい頃に合わせて作られたような、「昔のまま」という絶妙な演出になっている。

スープは鶏が香り、醤油の醸造風味が強く出ている。ネギやショウガ、ミリンが香る。透明感のある味というよりは、はっきりした濃い目の強い味わい。二口ほど飲んだだけで、もう器の半分位のスープを飲んだような気になってしまうほどの、味の強さがある。
麺は中細のゆるくウェーブしたもので、かなりデリケートな食感。昨今の新規店のように異様に固めのコシとは無縁の、むしろ随分と大人しめの歯応えが、ちょっとレトロな雰囲気のラーメンの主人公として、まさに「ハマリ役」な感じである。
チャーシューは小さなバラ肉が2枚載っていた。薄く切られてホロリと崩れる食感は良いが、味は醤油の味がしっかり染み込んで結構しょっぱめで日本酒とかミリンを使ったような風味も感じる。
味玉は当然のように完全な固茹で。茹でる時に黄身が中心になるように時々玉子を回転させるお店が多いが、この味玉は黄身が見事に片寄っていた。やはりちょっとしょっぱい味付け。メンマも同様にしょっぱめに感じた。

食べていてやや全体的に醤油が強く出すぎている気がしたが、しかし、一緒にランチサービスで出してくれた炊き込みご飯のおにぎりは、非常にあっさりした軽い自然な味付けで、その淡白な味わいが、このラーメンの絶妙な箸休め的に働き、抜群の相性を見せる。このおにぎりを食べた後は、ラーメンの濃い目の味付けがむしろ自然な感じでバランスされる。
昼休みの時間は、近所のサラリーマンが引っ切り無しに訪れてくるが、店主さんの挨拶ぶりから判断すると9割は常連という感じである。


(麺は完食。スープは3割飲んだ。)











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