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 01ch.コラム(第2回) 

「正しい育毛養毛法」

(ご注意)本コラムは、書籍やマスコミやインターネットなどで得た情報をきっかけとして、管理人レイイチの私的な体験や見解や考察を文章にしたものですが、出典や根拠や効果のあやふやな物、学説の分かれている物も含まれていますので、恐縮ですが記述内容についての一切の保証はできません。
本コラム内容に基づいた行動で、万一、トラブルや損害等を被った場合でも、一切関知できませんので予めご了承下さい。



「育毛、養毛、発毛、増毛」と
「脱毛、抜毛、薄毛、若ハゲ」の真の関係とは!?




 1.育毛、養毛で「脱毛促進」?

私が25歳の時に高校の同窓会があって出席した。
久しぶりに会った旧友たちは、高校時代とちっとも変わらない人もいたが、中には、「ガラリ」と大きく変わってしまった人もいた。特に「前髪」が、すっかり薄くなってしまっている旧友がいて、「久しぶり〜」などと明るく挨拶しつつも、私のちょっと驚いた表情は隠しきれなかったかも知れない。
その友人、高校時代はフサフサだった。卒業から、わずか7年足らずで・・・・この大きな変化。「自分ではどう思ってるのだろう?」「何か対策してないのかな?」などと思ってしまった。
実際、仕事で会う人や、電車で向かい合わせになる人、街で見かける人、などなどを見て、おそらくはまだ20〜30代とおぼしき男性でも、随分と「薄毛」の人を見かける事がある。
私は・・・・と言えば、まだまだ全く危機感はない。しかし、大切なのは「転ばぬ先の杖」である。自分なりに一通りは育毛について「学習」し、それなりの「予防」知識を習得し、そのうちのいくつかは「実践」もしている。

そんな折、仕事がらみで付き合いのあるAさんの話。
ある日、Aさんと打ち合わせが終わってから、久しぶりにお酒でも飲もうということになり、居酒屋で飲んでいて、しばらくして突然「育毛」の話になった。Aさんはまだ30代前半ではあるが、既に前髪やコメカミの辺りが結構薄くなり始めている。コメカミからまるでMの字のように髪が薄くなってゆく、いわゆる「M型ハゲ」と言うタイプのものだ。実際、そのことを随分気にしているようで、「実は頑張って育毛してるんですよ、でもダメですねー。」「何しても全然効果なくて、だんだん進んでしまって困ってるんです。」などと言って来る。
それで、「どんな育毛してるんですか?」と尋ねてみると、これがまた、聞けば聞くほど実に「勘違い」で「誤った」育毛法としか、私には思えなかった。


【Aさんの育毛法】
私が聞いた限りではこんな感じだった。

(1)まず、安いシャンプーを止めて、無添加の石鹸で「石鹸シャンプー」を実行している。
(2)洗髪後は「すすぎ」を徹底して5分位かけてやっている。
(3)湯船に入って血行促進の頭皮マッサージを10分ほど実行。
(4)風呂上りに一本2000円位のメントール入り育毛スプレーを噴射、再びマッサージ。
(5)朝と夜、一日2回、一本5000円位の「ミノキシジル系育毛剤」を使用。
(6)ストレスを溜めないように、就寝前にヒーリング音楽を聴いている。
(7)栄養バランスを整え、特に髪に良いと言う「黒ゴマ」「ワカメ」「牡蠣」などを積極的に食べる。
(8)髪に悪いと言われるタバコを止めた。


さて、これで本当に「育毛」が出来るのだろうか?





 2.正しい育毛法の私的考察

(1)安いシャンプーを止めて、無添加の石鹸で「石鹸シャンプー」を実行。

確かに合成石油系の界面活性剤を主成分とし、添加物や刺激物の多い安物シャンプーよりは、無添加石鹸の方が内容物的には無害だろう。
しかし、水道水で石鹸シャンプーをすれば、水に溶けているカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが石鹸成分と反応して、水に溶けない「石鹸カス」として凝固し、髪や地肌を覆って固めてしまい、髪や地肌は水分代謝や呼吸が出来なくなる。よほどの軟水地域に住んでいる人を除けば、水道水中のミネラル分を取り除く「軟水器」の併用が石鹸でシャンプーの前提だろう。
また、石鹸はアルカリ性なので、洗髪すると頭皮も一時的にアルカリ性になってしまう。さらに、髪の表面のキューティクルが開いて髪が痛みやすくなる。そのため、頭皮を本来の「弱酸性」に戻し、開いたキューティクルを閉じさせるために、酸性の「酢」か「クエン酸」で必ずリンスするべき。


(2)洗髪後は「すすぎ」を徹底して5分位かけている。

これも、シャンプーや石鹸成分が地肌や毛穴に残らないようにするためには有効かも知れない。
しかし、水道水による長時間シャワーは逆に髪と地肌へ恐るべきダメージになる。日本には水道法と言うものがあり、その施行規則で日本国内すべての水道の蛇口から出る水には最低でも「遊離残留塩素を0.1mg/L」を含有すべしと規定されている。しかし、この「塩素」が実は想像を大きく超える髪や皮膚の「大敵」なのだ。

水道水に金魚を入れるとすぐに死んでしまう。これは水道水中の「塩素」がタンパク質を溶かす強い力があり、金魚の呼吸器官である「エラ」を破壊するからなのだ。当然、人間の肌や髪も破壊されている。単に「現象」として目には見えないから判りづらいだけなのだ。特にシャワーの適温である40℃前後が一番塩素が活発に働く。したがって、シャワーを長く髪にかけるのは完全に逆効果。かければかけるほど、地肌や髪の組織の「破壊」が起きているわけだ。ホームセンターへ行けば、塩素除去のフィルター付きシャワーヘッドが数千円で売られている。その中でもビタミンCを使うタイプが良いと思う。


(3)湯船に入って血行促進の頭皮マッサージを10分ほど実行。

髪が育つのための「栄養」を受け取る唯一の場所が「毛根」であり、その毛根に栄養を運ぶのは血液である。そして血液は頭皮の血管を通ってくる。
したがって、頭皮の「血流」が不足している事が若ハゲの主な原因だと言う人がいる。そのために、物理的マッサージで血行を促進する事が効果的だとも言う。
しかし、髪と地肌がお湯や蒸気で「ふやけて」いる状態で強いマッサージをするのは完全な逆効果。もともと脱毛が起きるような弱った地肌で、しかも濡れている状態だと肌がフニュフニュで、そこへ物理的な力を加えれば、毛は簡単に抜けてしまう。要注意。豪雨でぬかるんだ地面から木が抜け易いのと同じ。もし、マッサージやブラッシングをするなら、必ず髪も地肌も乾燥した状態の方が良い。

そして、また全く別な問題として、頭皮マッサージなどによる血流促進は、逆に恐ろしい「脱毛要素」を含んでいる。これについては後述する。


(4)風呂上りに一本2000円位のメントール入り育毛スプレーを噴射、再びマッサージ。

2000円近辺の育毛剤は、そのほとんどがメントールやビタミンE、センブリなど「血流促進」効果のある物を主な成分としたものである。爽快感、かゆみ解消なども期待できるが、後述するように血流促進だけでは逆効果になりかねない。


(5)朝と夜、一日2回、一本5000円位の「ミノキシジル系育毛剤」を使用。

ミノキシジルは、血管拡張作用を有する医薬品としてアメリカで開発され、アメリカでは食品医薬品局(FDA)が唯一有効性を認めた発毛&育毛剤として今では広く世界約90ヵ国で使われている。しかし、体験者のサイトなどを見てみたり、育毛系の掲示板などでは、「ミノキシジルは頭頂部には有効だが、M型ハゲの前髪やコメカミには効きづらい。」という声がよく見受けられる。真偽は判らないが、もしも、本当にそうだとしたら、AさんのようなM型ハゲの人は、何か別の有効な方法を取らねばならない事になる。


(6)ストレスを溜めないように、就寝前にヒーリング(癒し系)音楽を聴いている。

このストレス説は、いかにももっともらしい説にも思えるが、果たして「脱毛」とどれほどの因果関係があるのか疑問だ。
例えば、「ストレス」が脱毛の原因と言う説は、ストレスで頭皮の血管が萎縮して血流が悪くなり髪が育たないと言う理屈だ。
そこで、この世で最もストレスの高そうな立場の人を想定してみた。

例えれば実弾やミサイルが飛び交う戦場にいる兵隊さんなどは、昼も夜もなく48時間銃を持って敵と戦っている。敵とは言え人を殺したり、自分も何百発もの実弾や爆弾で狙われ、爆音や硝煙が渦巻くすさまじいストレスまみれの生活だろう。実際、仲間も次々と血まみれで死んでゆく・・・自分もまさにいつ死ぬか判らない極限の状態がえんえんと続く。
その「ストレス度」たるや、並みの社会人の何千倍以上にもなるだろう。しかも一度、戦闘に参加すれば半年や一年はそういう生活が続くかも知れない訳だ。
さらに鉄製のヘルメットを一日中かぶっている訳だが、この鉄製ヘルメット・・・かぶると判るが非常に重く、頭部の血管全て覆うようにズッシリと頭を圧迫し、頭皮への血流すべてを強く阻害し大幅に減少させてしまう作用がある。つまり、兵隊さんは戦場のストレスと頭皮への物理的血流圧迫の強い「二重苦」の状態にある訳だ。
では、それでハゲるか?と言えば、戦争に行ってハゲたという話などほとんど聞いた事がないし、報道映像などを見ても、兵隊さんに髪の薄い人が特別多いとも思えない。

また、男女雇用機会均等法などもあって、今や女性の社会進出も男性とほぼ同等であろう。つまり、ストレスの多い職場や重責、複雑な人間関係などで悩むのは男女共通だろう。それなのに、女性がツルツルにハゲる例が極端に少ないのはおかしい。
そう考えると、「ストレスは、本当に脱毛と因果関係があるのか?」と疑問に思わざるを得ない。


(7)栄養バランスを整え、特に髪に良いと言う「黒ゴマ」「ワカメ」「牡蠣」などを積極的に食べる。

昔からよく聞く話である。栄養学的に言えば「黒ゴマ」はビタミンBが頭皮の新陳代謝を改善し、ビタミンEが頭皮の血行を改善する。「ワカメ」はヨード成分が甲状腺の働きを改善して髪の発育を促す。「牡蠣」は多量に含まれている亜鉛が毛母細胞の分裂を促す・・・という事らしい。
そこで、この世で最も栄養状態の悪そうな立場の人を想定してみた。

例えれば、ホームレスの人、難民キャンプの人、もしくは以前TVで見た約2週間も飲まず食わずで牢に入れられた人の話などである。
ホームレスの人などは、どうしても食事の栄養面では優れない生活をしがちだと思う。特に、「黒ゴマ」「ワカメ」「牡蠣」などをいちいち選んで食べられる事情にいる人は少ないと思う。それでも、大抵の人は、髪が長く伸びてボサボサという事はあっても、逆にツルツルな人は意外なほどに少ないと思う。
また、写真週刊誌などで見た海外の難民の人達は、一個のパンを家族で分け合って食べ、飲み物は水だけというような生活が既に何カ月も続いていると書かれていた。しかし、写っていた家族は全員にしっかりと髪があった。
また以前、手違いから約2週間も飲まず食わずで牢に入れられた若い男性の話をTVで見た事があるが、奇跡的に命を取り留めたような、限界ギリギリの「死」直前の栄養状態にもかかわらず、髪はハゲていなかった。

また、「地肌を常に清潔に保つ事が抜毛を防ぐ」と主張する説も聞くが、上のような立場の人達であれば、栄養面だけでなく、長い間、髪を洗わないことも多いのではないだろうか。しかし、それでも、必ずしも薄毛にはなっていない訳だ。
それに、昔の平安時代の日本など、陰陽道の関係で「洗髪すること」がかなり制限されていたという話も聞いた事がある。何週間も全く洗わない事などザラだったようだ。では、その時代の人達は全員がハゲていたと言うのだろうか?
そう考えると、「栄養面や清潔度は、本当に脱毛と因果関係があるのか?」と疑問に思わざるを得ない。

また、「育髪には規則正しい生活が大切だ」・・・などと言う人が時折いるが、前述の「兵隊さん」などは戦場で昼も夜もない凄まじく不規則な生活ぶりである。身近な例でも深夜タクシーや長距離トラックの運転手さん、24時間営業のガソリンスタンドやコンビニの店員さんなどは、不規則な勤務シフトに翻弄され昼夜逆転の非常に不規則な生活を送っている人が多い。
では、これらの職業の人に目立って「薄毛」の人が多いかと言えば、やはり答えは「ノー」であろう。
逆に、一年を通して朝9時から夕方5時きっかりで勤務し、毎日非常に規則正しい生活を送る「デスクワークの公務員」などでも薄毛の人は実在する訳だ。
そう考えると、「生活の不規則さ」も脱毛とは事実上「無関係」だと思わざるを得ない。


(8)髪に悪いと言われるタバコを止めた。

タバコもストレス説と同様に、血管が萎縮して血流が悪くなり髪が育たないと言う説だ。
そこで、私の知人の中から最もヘビースモーカーと思われる知人を6人ほど、リストアップしてみた。
いずれも一日二箱はタバコを吸う30〜50代の男性である。しかし、驚いた事に誰一人として髪が薄い人はいなかった。それどころか、やたらとフサフサな人までいる始末。逆に、まったくタバコを吸わないのに髪が薄い知人は何人もいる。
そう考えると、「喫煙は、本当に脱毛と因果関係があるのか?」と疑問に思わざるを得ない。


しかし、事実として、「一生ハゲない人」と、「若くしてハゲる人」とが実在する訳である。
では一体全体、若ハゲの本当の原因とは一体何なのだろうか。そして、その予防法や解決法はあるのだろうか。





 3.薄毛の原因は、ズバリ!「男性ホルモン」だ!

結論を言えば、実は、なによりAさんのような若い人の「M型ハゲ」は、ほぼ100%間違いなく「男性ホルモン」が脱毛の原因なのである。これはもう現代の「常識」にさえ成りつつある。
したがって、「M型ハゲ」の人の育毛法は、この男性ホルモンをどうコントロールし、いかに抑制するかに、「すべて」がかかっていると言っても決して過言ではない。
逆に、この男性ホルモンを制御しない限り、他の何をしても脱毛が進行してしまうのは当然なのであり、Aさんが今まで実行していた上記のような育毛法は、そういう意味ではほぼ「無意味」だったと思う。だからこそ実際に抜け毛が「進行」していたわけだ。

Aさんにこの事を尋ねると、「安物シャンプー有害説」、「血行不足説」、「栄養不足説」、「ストレス説」などは知っているし、理解もしやすいが、「男性ホルモン説」は聞いた事はあっても、難しそうでついつい敬遠してしまい、今までよく知ろうとした事はなかったという。
男性ホルモンによる若ハゲは簡単に言うと下記のようなメカニズムで起きている。

登場するのは次の三者のみ。
登場人物 学 術 名  作   用
男性ホルモン テストステロン 本来無害だが、抜毛ホルモンの原料になってしまう。
悪玉酵素 5α−リダクターゼ 男性ホルモンを抜毛ホルモンへ変身させてしまう酵素。
抜毛ホルモン 5α−ジヒドロテストステロン(略称 5α−DHA 男性ホルモンが変身して誕生した「最凶最悪の脱毛因子。 


【1】睾丸で「男性ホルモン」が分泌される。これは筋肉増強や性欲増進など男性の特徴を形作るホルモンであり、血流に乗って体全体へ運ばれている。
 ↓

【2】一方で、髪の「芽」となる毛乳頭には「悪玉酵素」が存在している。
 ↓

【3】頭皮の血管を通ってやって来た男性ホルモンが、この「悪玉酵素」と出会うと、強い脱毛の働きをする「抜毛ホルモン」へ変身する。
 ↓

【4】この「抜毛ホルモン」が毛母を攻撃して、髪のタンパク合成を阻害し、毛の細胞分裂を止めてしまう。
 ↓

【5】そのため、本来2〜6年も成長するはずの髪が、初期の「幼毛」の状態で抜けてしまう → 「薄毛」状態の誕生。


というような仕組みである。この若ハゲのメカニズムは、今では「医学界」の常識になりつつある。
それでも10代の若い頃は、「成長期」=「髪を伸ばせ」と言う本来の生体指令の方が圧倒的に強くて髪は抜けないのだが、20歳を超えて成人し、人体としての「成長」の指令が鈍化を始めると・・・・この「抜毛ホルモン」の指令の方が徐々に「勝ち始めてしまう」=「抜け始めてしまう」のである。
しかも、ご丁寧にこの「抜毛ホルモン」は、髪が抜けた後に次の新毛が生える事まで邪魔してしまう。つまり、一度活動が始まれば、見事な「ハゲ」状態を完成させるまでえんえんと「仕事を続ける」とんでもなく恐ろしい物質なのだ。
私は、この男性ホルモン説を知れば知るほど、「なるほど」と納得してしまった。なぜなら、「日常的な社会現象」や「言い伝え」などとも、実に見事なほどに一致してしまうのだ。
以下、ちょっと検証してみたい。


(1)「男はハゲやすく、女はハゲにくい」
女性は、最初からハゲの原料になる「男性ホルモン」そのものが極めて少ないからに他ならない。
事実、女性も例の「悪玉酵素」自体は持っているので、スポーツ選手の「ドーピング」などで、筋肉増強剤(男性ホルモン)を注射した女性に、若ハゲが起きたという例もあるらしい。


(2)「ハゲは前髪やてっぺんに起こる」。
脱毛原因の「抜毛ホルモン」は、実は「三重人格者」であるのが特徴だ。相手(毛)によって性格をガラリと変えるのだ。
○前髪や頭のてっぺんの「毛」に対しは、完全な「敵」になる。つまり強力な「脱毛」作業をする。
○後頭部や側頭部の「毛」に対しては、「中立」の立場を取る。つまり、何らの作業もしない。
○ヒゲや胸毛やスネ毛などの「体毛」に対しては、「味方」をする。つまり、体毛をどんどん濃く成長させる。
だから「オデコ」や「てっぺん」がハゲても、脇や後ろ髪は残る人が多いのはそういう事なのだ。
しかし、なぜそのように「部位」によって、全く異なる「性格」を発揮するのかは現在の医学でも謎。


(3)「ヒゲの濃い人はハゲが多い」
これも上記と同じ理由。頭髪は抜くくせに、なぜかヒゲや胸毛は「成長」させるのだ。
だから、ヒゲや体毛が濃い人は、この「抜毛ホルモン」が沢山出ている可能性があり、同時に若ハゲの可能性も高いということになる。


(4)「男性でもハゲる人と、ハゲない人がいる」
これはズバリ、その人が持っている「悪玉酵素」の量によって決定されるのだ。
「男性ホルモン」自体に危険性はない。あくまで例の「悪玉酵素」がそれを「抜毛ホルモン」へ変身させてしまうのが問題なのである。
ここに「Aさん」と「Bさん」がいたとして、二人は同じ量の「男性ホルモン」が出ているとする。しかし、この「悪玉酵素」が体内に少ない「Aさん」はそれを「抜毛ホルモン」へ変身させる事が少ないので、永遠にハゲない訳だ。
逆に「悪玉酵素」を沢山持っている「Bさん」は、どんどん「抜毛ホルモン」へ変身させてしまい、その影響でどんどんハゲてしまう訳だ。

この大きな「差」は、決して男性ホルモンの量ではなく、「悪玉酵素の量」によって訪れる事をよく理解してほしい。
つまり、同じ量の男性ホルモンが出ても、各人が持っている「悪玉酵素」の量の「多」「少」に応じて、「ハゲる人」と「ハゲない人」に運命が分かれるのだ。
その結果、筋肉ムキムキでいかにも男性ホルモンが過多に見える男性でも髪がフサフサしていたり、逆にナヨナヨしたなで肩の男性ホルモンが少なそうな人でも髪がハゲたりする訳なのだ。


(5)「ハゲは遺伝する」
これは、上記(4)と同じ理由で、要は例の「悪玉酵素」を沢山持っているか少ないか・・・・その体質が「遺伝する」事が原因らしい。
つまり、親が「悪玉酵素」を沢山持っている体質(ハゲやすい)だと、その子供も「悪玉酵素」を沢山持った体質(ハゲやすい)が生まれやすい事による。


(6)「ハゲは絶倫」
男性ホルモンは男の性欲に直結するホルモンだから、昔から言われていた「ハゲは絶倫」という言い伝えも実に信憑性がある事になる。


この「男性ホルモン」脱毛説は、既に医学界の常識になりつつあるとともに、上記のようにもろもろの日常的な社会現象や言い伝えとも見事なほどに一致している気がする。
私的には一切の異論を唱える余地がないと思っている。
では、原因が判ったところで、その「抜毛ホルモン」(5α−DHA)を、どう予防し、どう対策をすれば良いのか・・・!?





 4.若ハゲの予防・対策はこんなに「安価」で「簡単」だ!

まず最初に、上で述べた「血行促進マッサージ」や「血行促進育毛スプレー」の大きな問題点について。
脱毛の問題児、「男性ホルモン」は睾丸で作られ、血流に乗って全身を巡り、頭皮にもやって来る訳だ。つまり、頭皮の血行を促進するという事は、血液の養分などとともに、その血液中に含まれた「男性ホルモン」をも、さらに「どっさり」と大量に流れさせる、取り込んでしまう事に他ならない。つまり、血行促進マッサージすればするほど、頭皮でどんどん「抜毛ホルモン」(5α−DHA)を生産する可能性が高い訳だ。
極端に言えば、男性ホルモン対策を何もしていない状態で、やたら血行促進マッサージをしたり、血行改善スプレーを使えば、なんとも恐ろしい事に逆にハゲる危険性がハネ上がるという事なのだ。

だから、まず何らかの方法で「抜毛ホルモン」の生成を、完璧に「阻止」してから、血行促進マッサージをしたり、血行改善スプレーを使わないと、「悲惨な逆効果」になりかねない。ここが肝に命ずるべき何より大切で重要なポイントである。
上のAさんの最大の「過ち」「誤り」も、まさにここにあった訳だ。いきなり血行促進したせいで、さらに大量の男性ホルモンが頭皮に投入され、どんどん「脱毛進行」していたのだと思う。


では、どうすれば「抜毛ホルモン」の生成を阻止できるか。
実は、これは非常に簡単なのだ。いくつかの方法があるので以下に列記してみたい。


【1】「抜毛ホルモン」の生成を阻止する「薬品」を服用する。
その「薬品成分」の名は「フィナステリド」(finasteride)と言う。「フィナステライド」とか、略して「フィナ」などとも呼ばれている。
「フィナステリド」はあくまで「成分」の呼称であり、「薬品」(製品名)としては「プロペシア」、「フィンカー」、「フィンペシア」、「プロスカー」など数種類の名前で商品化され、世界数十ヵ国で流通している。日本では製造していないようだが、医師の処方や海外製品の個人輸入で手に入る。インターネットで検索すると色々な商品や輸入代行業者や体験談などがヒットする。
ただし、あくまで「ホルモン」に関する薬であり、使用による副作用などの危険は自己責任になる。


【2】サプリメントを服用する。
「医薬品」ではなく、食品としてのサプリメントでもよく名前を聞く物がある。「ノコギリヤシ」(英語名:ソーパルメット=SAW PALMETTO)だ。アメリカでは常に売れ行きベスト10に入る人気のサプリメントである。
その他にも悪玉酵素「5α−リダクターゼ」の働きを抑制すると言われている食材やサプリメント類はいくつかあり、学会などでもその効能が報告されたり、証明されたりしている。このページの最後に紹介されているサプリメントは、「5α−リダクターゼ」を抑制する生薬エキスを「5種類」も配合した優れもの。


【3】アロエ酒を使う。
個人的にはこれが最もお気に入り。以前に「解決!クスリになるテレビ」(テレビ東京)と言うTV番組でやっていたのを見て、私も作って使っている。
その番組によれば、アロエ成分「アロイン」が、毛乳頭にある例の「悪玉酵素」を100%無効化してしまうと言う。
作り方は実に簡単である。「キダチアロエ」を水洗いして、2〜3センチ程に刻み、2〜3日陰干しして乾燥させる。それを80gほど一升の焼酎に浸けて暗い所で保存、2週間ほどするとエキスが抽出されて焼酎が黄金色になっている。アロエを取り出し捨てて、焼酎を100円ショップなどで買った霧吹きで、頭皮に一日2回スプレーして軽くマッサージするだけだ。
もし、頭皮への刺激が強いと感じたら水で少し薄めて使う。それでも万一、肌に合わないなら使用中止する。
テレビでは使用期限は約3カ月と出ていたが、確かに作り立ては効果を感じるが、2〜3カ月経った古いものは効果がなくなるのを感じる。また、アロエの材質によって出来(効果)に大きな差があるのを感じる。

ちなみにビン詰め等の「アロエジュース」の類のものを頭皮に塗っても効果は不明だ。有効成分の「アロイン」は、アロエの固い「緑の表皮」の部分に多く含まれている。白っぽいアロエジュースは、おそらく表皮を取り除いた中身の「葉肉」の白っぽいゼリー状部分だけを絞っている物が多いと思う。実際、アロインは強い下剤作用があるので、アメリカでは食品に入れて市販するのが制限されているらしい。


【4】みかんの皮酒を使う。
これも上記の番組で見たもの。一度だけ作って使った事がある。
作り方はテレビによれば、日本酒1升の中に洗ってヘタをとったみかんの皮20個分を入れ、日の当たらない所に1週間置き、一週間後、みかんの皮を取り除く。そして一日2回スプレーなどで清潔な頭皮につけるというものだ。
みかんの皮の成分「リモネン」が、例の「悪玉酵素」を84%まで無効化すると言う。効果はアロエの方があると言う事になる。乾くと日本酒成分で髪がゴワゴワするのが気になった。また、柑橘類には紫外線に反応して腫れたりシミになる事があるらしいので使用直後は昼の外出は控えた方が良いらしい。


【5】オレンジエッセンスを使う。
アロエ酒もみかんの皮酒も作るのが面倒なら、アロマテラピーなどに使われる市販の「オレンジ・エッセンシャル・オイル」(天然精油)を買って使ってみてもいいかも知れない。容量にもよるが1000円程度だが、原液は強力すぎるので説明書をよく読み必ず指定の倍数(例:100倍以上など)に大きく薄め、必ずパッチテストをしてから使う事が大切だ。これをシャンプーに少量混ぜたり、水で大きく薄めて頭皮にスプレーすれば、同じオレンジ類のエッセンスなので、上記【4】みかんの皮酒と同じリモネン効果が期待できるかも知れない。実際に市販されている育毛シャンプーにはオレンジエッセンスを使っているものもある。
ちなみに私は「出来」の一定しないアロエ酒の補強の意味で、オレンジエッセンシャルオイルをアロエ酒に数滴たらして混ぜて使っているが、その効果は確かにあると実感している。オイル(油)なので分離しやすいので、容器をよく振ってからスプレーすると良い。


【6】性欲を抑える。
睾丸で作られる「男性ホルモン」の生成自体を抑制するのも脱毛防止に有効だ。そのためには、性欲を刺激するものを生活から遠ざけ、なるべく睾丸を刺激しないようにする事だ。エッチなビデオなどを見てギラギラすると、その間、「男性ホルモン」も大量に放出されていると考えた方が良い。実際、私の周囲を見ても、まるで仙人のような無欲な生活をしている人は、髪がフサフサしている人が多い気がする。


しかし、かと言って男性の最大の楽しみの一つでもあり、本能でもある事を、完全に禁止するのは不可能だろうし、本末転倒だろう。髪はあっても、恋愛の楽しみや喜びの少ない人生では生きていてもつまらない。
そう考えると、やはり、アロエ酒などが良いと思う。アロエは毛乳頭の「悪玉酵素」を100%無効化するだけでなく、軽いヤケドや肌荒れなどにも使われる位だから、様々な有効成分で髪や地肌のコンディションを改善してくれる。実際に私も予防のため、「アロエ酒」を作って使っているが、フケが出なくなり、髪にハリと芯が出て、ツヤが増した。

アロエ酒以外にも、軟水器と塩素除去シャワーヘッドの併用で、無添加石鹸シャンプー&酢リンスもしている。おかげで実に健やかな髪になったと実感している。
私の育毛法は「アロエ酒」と「無添加石鹸シャンプー」、この二つだけだ。


もちろん、Aさんには上の「薬品」や「サプリメント」や「アロエ酒」の事は教えてあげて、とても喜ばれた。
しかし、もしAさんがあのままずっと「男性ホルモン」の脱毛メカニズムを知らないでいたら、真の原因に気付かないでいたら・・・・・・と考えると、「無知」でいる事は実に恐ろしいものだと感じている。
世の中には、今までのAさんと同じように、実に的外れな「説」に振り回されて、「逆効果」な育毛法で、どんどん薄毛進行させてしまっている人が、ずいぶん沢山いるのかなぁ・・・と、ちょっと心配になった。



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(2004.10.23 up)








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