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 01ch.コラム(第1回) 

「超簡単ダイエットの方法」

(ご注意)本コラムは、書籍やマスコミやインターネットなどで得た情報をきっかけとして、管理人レイイチの私的な体験や見解や考察を文章にしたものですが、出典や根拠や効果のあやふやな物、学説の分かれている物も含まれていますので、恐縮ですが記述内容についての一切の保証はできません。
本コラム内容に基づいた行動で、万一、トラブルや損害等を被った場合でも、一切関知できませんので予めご了承下さい。



「薬物」も「運動」も「努力」も不要の
超簡単ダイエット法とは!?




 1.ダイエットは命がけ?

世の中に無数にあふれている「ダイエット」についての情報や食品や書籍類・・・。特に女性誌などを開いてみると、膨大な量のダイエット系の広告があふれていて、ちょっと驚いてしまう。
実際、TVなどでも1時間位の番組を組んでダイエット特集をしたり、薬局の健康食品コーナーでも、棚を一つ占領してダイエット食品が幅を利かせている。
確かに、あまりに太りすぎれば健康にも悪影響が出るし、服のサイズなども限られてしまうだろう。

理論的には、摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ、不足したカロリーを体内脂肪を燃やして補うことになり、必然的に「痩せる」はずだ。実に簡単な図式である。
ほぼすべてのカロリーは飲食物として「口」から入ってくるわけであるから、まずは飲食物のカロリー制限をすれば良い。そして運動などで積極的に「カロリー消費」をすれば良いことになる。
しかし、現実には、焼肉やトンカツ、フライドチキンや天ぷら、ケーキやフルーツやお菓子などなど・・・・美味しい物は大抵「脂肪」と「砂糖」を使っているのでとても高カロリーだし、運動など面倒で疲れるからイヤ、と言う人が多い。
それでついつい巧みな広告につられて薬や健康食品に頼ったりするが、薬やダイエット食品の中には安易に手を出すと随分と危険な物もある。
実際、2002年には、一部の中国製ダイエット食品を服用して肝障害・甲状腺機能障害などを引き起こし死亡してしまった人の例も複数報じられているし、未承認薬の無許可販売で逮捕者も出ている。

実は私も、一時期かなりダイエットに凝った事がある。その時も、身長から計算するとまだまだ十分に「標準体重」の範囲だったのだが、しかし、ある日、5年位前に買ったスーツを久しぶりに着ようとしたら、ズボンのウェストが「キツキツ」でびっくりしたのだ。試しに昔のズボンを何着かはいてみると、いずれもキツキツ・・・。知らぬ間に随分と太ったんだなぁ・・・と自覚。
その後、半年くらい色々とダイエットの方法を調べて実践してみたが、いろんな運動やジョギング、食事制限、健康食品を試しても、体重はほとんど変わらなかった。いずれも三日坊主だったり、効果がなかったりで、そのうちすべて止めてしまった。





 2.異様に高い水泳の消費カロリーの「謎」とは

しかし、そんな中で、カロリー消費効率の高い運動をいろいろ調べていた際に、とても気になる事が一つあった。
いろいろな書籍やデータを見ても、ほぼ必ず「水泳」のカロリー消費量だけが、「誤記?」と疑いたくなるほど異様に高くなっているのだ。
私はもともと水泳は好きなので、よくスポーツジムで泳いだりもしたが、果たして「カロリー消費のトップに来るほどのハードな運動かなぁ?」と疑問に思ったのだ。
それよりも、例えれば、「縄跳び」の方がはるかに疲れる。実際に、一時間泳ぐのはそれほどでもないが、一時間も縄跳びを続けるのはこれは並大抵の運動ではない。
あるサイトで掲載されていたカロリー消費の一覧表によれば、

運   動  一時間あたりのカロリー消費量
散歩  70 Kcal
サイクリング 170 Kcal
テニス 290 Kcal
縄跳び 390 Kcal
 水泳(クロール) 980 Kcal

ということである。やはり、水泳のカロリー消費量が飛び抜けて高い。実に「縄跳び」の2.5倍もの大量のカロリーを消費する運動らしい。
しかし・・・・その割にはあまり疲れない気がする。私がもともと水泳が好きだから、あまり疲れないのかな・・・などと考えたりもしたが、「カロリー」の事をさらに深く調べていて、ある時、その「マジック」の種明かしに気付いた。

そのきっかけとなったのは、何かの書籍で睡眠時でもカロリー消費しているという説明を読んだ時である。
睡眠時、つまり「ピクリ」とも体を動かさなくても常にカロリーは消費されているのだ。心臓や呼吸する筋肉の動き、寝返りなどのせいかと思ったが、実際にはそのほとんどは「体温維持」のためのカロリー消費と言うことだった。
つまり、恒温動物である人間の体温は、外気温に関係なく、常にほぼ「36℃」前後に一定して維持されている。万一にも、大きく体温が下がると死んでしまう生命体なのだ。
つまり、もし今いる部屋の気温が10℃しかないとしたら、36℃の体温との差、その26℃の差を維持するために、体内で「脂肪=熱源=カロリー」を必死に燃やして、熱を発生させ、36℃の体温を維持しているのだ。
そうなると、この考えに従えば、より一層「低温」の環境に身を置くほど、体温維持のためのカロリー消費量も一層増える訳である。
ここで「ピーン!」とひらめいた。

つまり、冷たい水に浸かって運動する「水泳」は、本来の運動によるカロリー消費量以外にも、冷たい水の中に身を置いている訳だから、その体温を懸命に維持するための体温維持のカロリー消費が必要な訳だ。「運動」と「保温」、この「二重の」カロリー消費分が加わって、あれほどの高いカロリー消費になっているのではないか・・・・まさしくこの事実が、あれほどの「大カロリー消費量」の種明かしなのではないかと・・・推察するに至ったのだ。

また、普段の生活では、人間の「体温」は服によって「保温」されているため、日常生活の中では、実際には体温維持にさほどのカロリー消費はされていない。寝る時などは布団をかけてしまうので、なおさらである。
しかし、小さな水着一枚というほぼ裸に近い状態で水中に入る水泳は、何の防備もなく、非常に「ダイレクト」に体を周囲の冷水にさらし、体温を奪われてしまう。
そのため、想像以上に、体温維持のためにカロリーが消費されているはずだ。

また、「気温」と「水温」の差も非常に大きく作用する。例えれば同じ「0℃」の環境に身を置くとしても、人間の体温維持には大きな違いがある。
例えば真冬に家の外、「気温0℃」の中に裸で放り出されても、肌をさすったりして30分位は何とか生きていられるかも知れない(個人差はある)。
しかし、これが「水温0℃」の中に裸で放り込まれた場合、おそらくほとんどの人は数分も生きていられないで凍死してしまうだろう。つまり水中での温度の伝わり方は、空気中よりもはるかにダイレクトで非常にシビアなのだ。

熱い場合も同じだ。例えれば健康ランドなどのサウナ室の温度は、ほぼ80℃〜100℃になっている。それでも人間が5〜10分位は入っていられるのは、温度の伝わりにくい「気温」だからこそなのだ。
これがもし、「水温」で80℃〜100℃の中へ入れと言われたら・・・・グラグラと煮え立つ恐ろしい熱湯であり、どんなに屈強な人でもまさに一瞬で「昇天」してしまうのは間違いない。
「気体」と「液体」の温度の伝わり方の違いは実にそれほどに大きいのだ。
つまり、例えれば「水温」10℃の冷たい水の中に体を置く水泳は、「気温」10℃の寒い屋外でするテニスよりも、同じ10℃ではあっても、はるかに「体温維持」のために膨大なカロリー消費が成されるスポーツだという事である。

水泳の異様とも思えるカロリー消費量の高さは、実はここにマジック(秘密)があったわけだ。





 3.水泳のいいとこ取り!「水風呂ダイエット」

そして、ここで私はさらにひらめいた。
結論を言えば、「冷たい水」を使ったカロリー消費法が、ダイエットにとって非常に「有効」なのではないかという事である。
つまり、低めの水温のプールで泳ぐことが、二重のカロリー消費が行われ、最も大量のカロリー消費効果が望める訳だが、逆の言い方をすれば、泳がずとも(=運動せずとも)、冷たい水の中に入るだけで、かなりのカロリー消費が期待できると言うことでもある。

冷たい水の中では、常に体温が奪われ続け、そのため体温維持のために体は必死になって体内の脂肪を燃やし、一生懸命にカロリー消費し、全力で熱を発生させると言うことになる。
何しろ、手ぶらで入った状態で、「体」が燃やせるもの、体温維持の熱源とできる物は、体についている「脂肪」だけなのだ。おそらく必至になって燃やしてくれる事だろう。
こう考えると、別にわざわざプールまで行く必要もない。「冷水」と言うことなら家にあるお風呂で「水風呂」にちょっと長く入るだけでも十分と言うことになる。

つまり、私の見つけた超簡単ダイエットの一つが、水泳の高カロリー消費を「いいとこ取り」した「水風呂ダイエット」だ。
「ハアハア」と息の切れる大変な運動もせずに、中でマンガを読んだり、ラジオを聴いたりしながら、リラックスして浸かっているだけで良いのだ。それでいて水温次第では、ジョギングなどの運動とほぼ同じ位のカロリー消費が可能かも知れない。

冷たくてイヤと言う人は、腰から下の下半身だけ浸かってもそれなりの効果が出るだろう。
ただ、体に接している水は次第に温められてしまうので、溜め水ではなく、冷たい水道水を常に一定量流し続ける「流水風呂」にする事がコツだ。
ただし、秋冬など水温が低過ぎるシーズンは、適度にお湯を混ぜながら適切な温度の水に浸かることが一番の重要ポイントだ。
風邪をひいたり、内臓などに負担が出たりなどしないように、健康に悪影響が出ない程度の温度や時間を、自分で慎重に見極めながら水風呂に入る事が何より重要であり、あくまで体に無理のないように実践すべきなのは言うまでもない。

費用もほとんどかからず、体も疲れず、薬類を使わず、手間や面倒もかからず、リラックスしながら、しかも確実にカロリーが消費される・・・・これぞ「究極の超簡単&確実ダイエット法」だと、私は個人的に「結論」するに至った。
水の中にお気に入りのハーブエッセンスやビタミンCなどを適量溶かし入れれば、肌にも良いし、さらにリラックスして水中浴を楽しめるだろう。

あわせて、数日に一度で良いので、5分位ちょっとした「腹筋」と「逆立ち」をすると、やせているだけの体型ではなく、適度に肩が広く張り、お腹が引き締まった一層理想の体型に近づけるようになる。
腹筋はひざを曲げてやるのがコツである、そうすると腰を痛めづらい。逆立ちは腕がガクガクして耐え切れなくなる限界まで一度だけやる。日を追って腹筋は徐々に回数を増やし、逆立ちは次第に時間を長くしてゆくのがコツである。
この段々と負荷を増やしていくやり方は、筋肉量アップの理想法である「漸増的加重負荷の法則」というやつだ。
ただし、決して無理をしてはならない。特に逆立ちは頭に血が昇るので無理すると危険だ。

実際、意外に知られていないが、筋肉を付ける事は実は「非常に有効」なダイエット法の一つなのだ。
なぜなら上述した「体温維持のためのカロリー消費」を「基礎代謝」と言うのだが、この「基礎代謝」は、実は体の「筋肉の量」に大きく左右されている。
つまり、同じ寝ている時間でも、筋肉の多い人ほどその体格維持に多くのカロリーを消費するのだ。逆に、運動嫌いの筋肉が少ない人は、一日の必要カロリーがもともと低水準なため、他人と同じに食べてもカロリー過剰になって太りやすい事になる。

また、脂肪は「筋肉中」でしか燃えないとも言われている。そのため、筋肉の少ない人は脂肪を燃やせる(脂肪を消費する)場所が少なく、カロリーコントロールだけではやせづらい体質なのだ。そう言う意味でもある程度の「筋肉」をつける事は非常に重要だと言える。

ちなみに・・・ダイエットのために、暑い「サウナ」を推薦する人が時折いるが、これは大いに疑問だ。
確かに「サウナ」に入ると大量の「汗」をかき、体重は減るだろう。しかし、それは暑さで大量の汗(=つまり「水」)が体外に流れ出した事で一時的に体重が減っただけなのであり、カロリー消費とは完全に無関係で、肝心な「脂肪」は一切減ってはいない事にくれぐれも注意すべきだ。
言うまでもなく、肉体を構成する上で「水分」と「脂肪」は全くの別物である。ブヨブヨしたお腹のたるみの正体は「皮下脂肪」なのであり、汗をかいて「水分」をいくら減らしたところで全く解決はしない。「脂肪」を減らしたいならカロリーを消費するしかない事を強く肝に命じるべきだ。





 4.意外な大効果にびっくり!「体重計ダイエット」

また、もう一つ、とても効果があったのが「体重計ダイエット」だ。これは2003年にNHKで放映した番組で見たもの。
このダイエット法の仕組みも、とても簡単だ。なんと、一日に二回、体重計に乗るだけというもの。
実際には、ただの体重計ではなく、100g単位で正確に体重を計測してくれる体重計を使用し、かつ、計った体重を簡単なグラフに毎回きちんと自分で記載するというのがミソ。

番組では三週間での結果をレポートしていたが、100人のうち83人の体重が実際に減っていた。たった三週間で2kg以上も減っていた人も11人もいたのだ。しかも途中脱落者はわずかに8人しかいなかった。
成功率83%、リタイア率8%のダイエット法となれば、これはかなり良好な数字である。

グラフには、前日よりも体重が増えてしまった時の「言い訳」(原因)の記入欄があり、かつ、朝と夕食直後の一日の体重変動を比較するようになっていて、各人の体重が減らない理由が明確になるようになっている。
さらに、何よりの最大のポイントは、一度でも下がり始めた体重の折れ線グラフを目の当たりにしてしまうと、「もっと下げたい」という欲(心理)が強く働き始める事のようだ。

実際に、私がやってみても、一日毎に100g単位で折れ線が上下するので、非常にその変化に「敏感」になって、朝昼晩の各食事も、「100g単位」で考えながら、グラフの折れ線の向きを頭に思い浮かべながら、非常に熟慮して食べるようになった。
そして、限られたグラム枠の中で同じく摂取するなら、ビタミンやタンパク質の豊かな良質な食材を自然と選択するようになっても行った。

誰でも、あいまいだった体重変化の現実を、「グラフ」という視覚的に非常に正確、かつ、変遷が判る形で「突きつけられる」と、ある種の「プライド」が騒ぎ出すというか、「やったる!」という奮起の心理状態になるものだ。しかも、本当にグラム単位でチェックしていると、少しグラフが上がっただけでも敏感に折れ線が反応するようになり、「絶対上にあげたくない」、「さらに下げる角度を急にしたい」という心理が強く働く。

毎日の生活の中で、常にグラフが潜在意識下にある感じで、昨日より今日の体重を下げようと考え続ける生活が続き、結果として甘いものを避けたり、ジュースでなくてウーロン茶にしたり、タクシーに乗らずに歩いたり、夜遅くに食べるのを止めたり、と不思議な事に次々と自主的に、さらなるダイエット欲が湧いて来た。「もっと減らせるだろう」、「もっと痩せられるだろう」、という感覚が湧いて来るのだ。
なぜか少しずつ下がってゆくグラフを見ると、今、自分は目的に確実に向かって歩いているという非常に大きな「充実感」「充足感」に包まれる。
今日は、よく歩いたから、また100g減ったなぁ・・・というのが、まるで「ご褒美」のように感じられるのだ。

微細な体重の変化を、大きく拡大して客観的に見せてくれる折れ線グラフ、わずかな体重の「変化」を決して「あいまいにしない事」が、結果としてこれほど大きな意義をもたらすとは、想像できなかった。「グラフ」がこれほど大きなパワーを持っていた事に、改めて驚嘆させられてしまう。
なにしろ、1kgやせようとすれば、具体的な行動がすぐに結果につながらないが、100gやせようというだけなら、わずか一食抜くだけで、その日のうちにすぐに「結果」になって出る。その日の成果をグラフに書き込めるのだ。
そうして、半年後の結果は、まさに「チリも積もれば山」である。
私の場合も、約半年の期間、確実に折れ線グラフが下がり続けて行ったのは言うまでもない。

これも、ほとんどお金も手間もかからず、運動による疲労や薬による副作用の心配もない。
下のリンクに詳しいやり方やグラフ用紙が備えられている。

→ NHK「ためしてガッテン」


この二つダイエット法の実践で、私の場合はわずか半年ほどで6キロものダイエットが出来た。ダイエット前は「キツキツ」になっていた昔のズボンが、今では見事に「スカスカ」に変わった。
体重計ダイエットを続けていて感じたのは、夜8時を過ぎてからの食事がいかに体重を増やすかということだ。私の場合、夕方過ぎたら一切「何も食べない」のが、ダイエットに最も効果的だった。
ついつい、どうしても夜に食べてしまうという人は、家の中に一切の「食べ物」を置かない事だ。置いておけば視覚に入り、見えてしまうと、どうしても手が伸びてしまう。逆に食べたいと思っても、手元に何もなく、わざわざ外まで買いに行かなくてはならないとなれば、結果として我慢してしまうようになる。
また、夜8時頃の早い時間に歯磨きを済ませてしまうのも効果的だ。しっかりときれいに歯を磨いてしまえば、その後にツマミ食いして、わざわざ二度手間で磨くのがバカらしく、心理的に良い「抑制」になる。


このわずか二つを実行するだけでも体型にかなり効果が出ると思う。しかも両方とも、お金も時間も大してかからないのでお薦めだ。
わざわざスポーツジムなど行かずとも自宅で気軽に出来るし、二つだけだと思えば、継続するのも比較的容易だろう。

(2007.5.16 up)








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